超初心者向け!WordPressサーバ移行の全手順を画像付で解説!

WPサーバ移行完全解説アイキャッチ

WordPressを別のレンタルサーバに移行させる手順を画像付きでめっちゃ細かく解説します。

この記事は初心者向けの記事です。
レンタルサーバも自分で借りたし、WordPressも自分で設置したけど、サーバ移行作業なんてやったことないし、難しいことは分からないし出来ないので、なるべく簡単に、でも確実に完了させたい。
という方向けの記事です。

ぶっちゃけサーバ移転の作業は、はじめての人には大変な作業だと思います。
それなりに時間もかかりますし、間違っていないか大丈夫なのか緊張する瞬間もあると思います。

でも大丈夫。
一つずつの作業は単純なものなので、慎重に確認しながら行えばきっと完遂することができます。勇気を出して進めましょう!

WordPressのサーバ移行作業全手順の概要

まず全体の流れの概要をざっと説明します。

【1前準備】
移行作業に入る前段階の準備です。

1-1・現サーバのアクセス解析をオンにしておく
1-2・WordPressのバックアップ
1-3・DNSレコードをメモっておく

【2移行作業前半:エクスポート】
WordPressのデータを移し替えるためにダウンロードします。
移行方法は大別すると3つありますが、この記事では
手動でエクスポート/インポートを行う方法
について解説します。

2-1・FTPでWordPress関連ファイルを全てダウンロードする
2-2・phpMyAdminでデータベースをエクスポートする

【3新サーバ契約およびWordPress受け入れ準備】
引っ越し先の新サーバを契約してWordPressを受け入れるための準備を行います。

3-1・新サーバ契約
3-2・ドメイン設定
3-3・データベース設置
3-4・SSL設定
3-5・アクセス解析設置
3-6・動作確認

【4移行作業後半:インポート】
新サーバにWordPressを移し替えます。

4-1・wp-config.phpの書き替え
4-2・FTPでWordPress関連ファイルを全てアップロードする
4-3・phpMyAdminでデータベースをインポートする
4-4・動作確認

【5サーバ完全移転処理】
全ての動作確認を終えて問題がなければ、新サーバにアクセス出来るようにします。

5-1・ネームサーバ(DNSサーバ)の書き替え
5-2・DNSレコードの整理
5-3・hostsファイルを元に戻す

以上でサーバ移転が全て完了となります。

必要なソフトウェア

この記事で紹介する手動でエクスポート/インポートを行う方法では
・FTP
・テキストエディタ
を使います。

filezilla-icon

まずはFTP。
サーバからファイルをダウンロードしたりアップロードしたり、データの出し入れをするためのアプリですね。
レンタルサーバの管理画面からも出来なくはないですが、専用のFTPアプリからの方が全然やりやすい(大量のファイルを一括出し入れ出来るので)です。
FTPは何でも良いです。

この記事では「Filezilla」を使っています。

テキストエディタも、WIndowsなら標準で入っている「メモ帳」でOKです。
あるいは普段使っているエディタがあれば(僕の場合は「UnEditor」)それでもOKです。

ただし「ワード」などのワープロソフトはやめた方が良いです。
余計な修飾記号などの見えない記述が勝手に書き込まれてしまう可能性があり、そうした余計な書き込みが不具合の原因となるからです。

かかる時間の目安

waiting

プロの方であれば「慣れれば数時間で出来る」とも言われている移行作業ですが、
ド素人の僕がかかった時間をおおまかに並べると

【1前準備】
・バックアップや確認作業等で3~4時間

【2移行作業前半:エクスポート】
・ファイルのダウンロードは約1時間半
・データベースのダウンロードは数分

【3新サーバ契約およびWordPress受け入れ準備】
・契約や設定にとまどいながら2~3時間
・動作確認で1~2時間

【4移行作業後半:インポート】
・ファイルのアップロードは約1時間
・データベースのアップロードは数分
・動作確認で2~3時間

【5サーバ完全移転処理】
・ネームサーバ書き換えは数分
・浸透期間として3日ほど様子見

1日2~3時間ずつ作業をしたので、作業日数としては5日間ほどかかりました。
そして最後の浸透期間としてさらに3日間(作業はなし)
完全移行までに計8日間ほどかかりましたね。

しかもそれで終わらず、完全移行したはずがサイトに繋がったり繋がらなかったり動作が不安定で、その原因究明(結局レンタルサーバのカスタマサポートに聞いたら一発で解決しましたが)と対策作業でさらに2日間ほどを費やしました。

なにせ初めてのことだらけだったので、相当手間取ったのは間違いないです。

僕の移行環境について

パソコンする人

この記事で公開しているサーバ移転の環境について概要を少し。

  • 使用PCはWindows10です。
  • Wi-Fiで接続しており、通信速度はおそらく標準的。
  • 移行させたブログ「memolog.info」は当時300記事超。
    総ファイル容量は1.2GBぐらいありました。
  • ドメインの変更はしておりません。
    https://memolog.info
    のままレンタルサーバの引っ越しを行いました。

netowl-logo

  • 元々使用していたレンタルサーバはネットオウルの「ファイアバード」
  • 新しい移転先のレンタルサーバは、同じくネットオウルの「スターサーバー」のスタンダードプラン。
  • ドメイン管理も同じくネットオウルの「スタードメイン」です。
  • 全てネットオウル内での移し替えでしたので、
    ・ドメインの移行
    ・ネームサーバの書き換え
    については別会社間でのサーバ移行より作業を少しだけ簡略化できました。
    (といっても大した違いはないです)
  • 他の作業(WordPressの移行作業全般)については一般的な作業と変わりありません。
  • 移行作業は、手動でファイルとデータベースを移し替える方法を取りました。
    ・標準ツールによる移行はプラグインの設定を移せないので却下。
    ・プラグインによる移行はデータ容量が大きすぎて有料となるので却下。
    という消去法な理由です。

手動での移行は、一番手間がかかりますが確実に移行できる方法です。
この記事では、この手動での移行作業について細かく解説していきます。

WordPressサーバ移行1:
前準備

それではいよいよ本題。
WordPressをサーバ移行する手順について順を追って解説していきます。

まずは移行作業を行う前の前準備として、

1-1・現サーバのアクセス解析をオンにしておく
1-2・WordPressのバックアップとメモ
1-3・DNSレコードをメモっておく

の3つを行っておきます。

1-1・現サーバのアクセス解析をオンにしておく

ファイアバードのアクセス解析

移行作業の最後に「ネームサーバの書き換え」という工程を行ってから、完全にサーバが切り替わるまでに3日程度の時間がかかると言われています。

その切り替えがいつ終わったのか。完全に終わったのか。の判断材料として、サーバ側で提供されている「アクセス解析」を利用します。

現サーバでのアクセス解析と、後で契約する新サーバでのアクセス解析の2つを見比べることで、切り替わったことが確実に分かるようになります。

アクセス解析で新旧見比べ

アクセス解析といえばグーグルアナリティクスが有名ですが、これは外部からの監視なので、サーバの移し替えは見ることができません。
ですので、サーバ移転に関してだけは、サーバサイドでのアクセス解析を使います。

サーバ側でのアクセス解析はたぶんどこのレンタルサーバでも装備されている機能だと思います。
ファイアバードのアクセス解析は

サーバー管理ツール→アクセス解析→ドメイン選択→アクセス解析追加

で設置できます。

1-2・WordPressのバックアップとメモ

バックアップはいざという時のために復旧できるように備える保険です。
もし今まで取られていなかったのであれば、これを機会にバックアップを取られる事をオススメします。

バックアップはプラグイン「UpDraftPlus」が評判もよく使い方も方々で解説されているので導入しやすいです。
僕も以前から使っており、自動で定期的にバックアップが取れるので便利です。

UpdraftPlusアイキャッチ

いつもは自動で定期的に取っているバックアップですが、今回は移行直前の状態でバックアップを取ります。

UpdraftPlus「今すぐバックアップ」

また、移行がちゃんと出来ているかを後で確認するために
・記事数
・メディア数
をメモっておきます。

また、もし不安であればプラグインの設定などもメモっておきます。
僕もメモったり画面キャプチャを取ったり設定をエクスポートしたりしておきました。
実際には無事移行できたので不要だったのですが、気分的には「転ばぬ先の杖」で安心出来ました。

1-3・DNSレコードをメモっておく

ドメイン管理ツール(ここでは「スタードメイン」の管理ツール)にアクセスして、「DNSレコード編集」に進むと、「DNSレコード」という記述がいくつも列記されているので、これらをメモっておきます。

DNSレコード一覧

DNSレコード一覧の「コンテンツ」欄に記載されているコードをメモっておきます。

移行作業の最後の最後に新サーバを公開する
「ネームサーバ(DNSサーバ)の書き替え」
という作業を行いますが、この工程の後で「DNSレコード」も新サーバ向けの記述だけに整理する必要がありますので、どの記述を削除すれば良いのか見分けるための事前準備です。

WordPressサーバ移行2:
エクスポート

前準備が出来たら、WordPress本体を移し替える作業の前半
「エクスポート・ダウンロード」
を行います。

今回移行作業は手動で行いますので、工程としては

2-1・FTPソフトを使ってWordPress関連ファイルを全てローカルにダウンロード
2-2・phpMyAdminにアクセスしてデータベースをエクスポート
2-3・目印用の記事を1つ投稿する

の3つを行います。

2-1・FTPを使ってWP関連ファイルを全てダウンロード

FTPソフトを使ってWordPressを構成するファイル全て(WordPress本体やテーマ、プラグイン、記事の画像等々)をサーバから自分のPCにダウンロードします。

FTPソフトは何でも良いです。使いやすいもので進めてください。
(この記事ではFilezillaを使っています)

filezilla-icon

FTPソフトを使ってサーバにアクセスするには
・FTPホスト名
・FTPユーザ名
・FTPパスワード
が必要です。これらはサーバー管理画面に必ず記載されています。

FTPでサーバにアクセスしたら、そこにあるファイルを全てダウンロードします。
PCのデスクトップに空のファイルを1つ作ってそこに放りこんでいくのが分かりやすいです。

filezillaでダウンロード

かかる時間はブログの規模と通信速度に比例しますが、参考までに僕の場合は
・ブログ:300記事超。画像はそこそこ貼り付けてある。
・Wi-Fi速度:おそらく標準的
といったスペックで、ダウンロードにトータル1時間半ほどかかりました。
内訳としては、特にcontentsディレクトリが飛びぬけて重く、これだけで1時間20分ほどかかっています。

2-2・phpMyAdminにアクセスしてデータベースをエクスポート

WordPressを構成するもう一つの要素「データベース」の内容を自分のPCにダウンロードします。

データベースの内容をダウンロードするには、まずレンタルサーバのサーバ管理ツールにログインして、その中のデータベース管理ページから「phpMyAdmin」にログインします。

ファイアバードでphpMyAdminにアクセスする

「phpMyAdmin」にログインするには
・データベースのユーザ名
・データベースのパスワード
の2つが必要です。

「phpMyAdmin」にアクセスしたら、左側に表示されているWordPressで使っているデータベースを選択します。

phpmyadminでDBを選択
右側にずらっと表のようなものが表示されますので、その一番上にある「エクスポート」タブをクリックします。

phpmyadminエクスポートタブ

エクスポート画面では設定項目がありますので

  • エクスポート:SQL
  • オプション:デフォルトのまま
  • ファイルに保存する:チェックを入れる。圧縮は「zip形式」
  • エンコーディングへの変換:「non(なし)」。全角カナ変換もしない

という設定になっていることを確認します。

phpmyadminエクスポート設定

「実行」をクリックすると、どこに保存するか聞かれますので、分かりやすい場所(デスクトップなど)に保存します。

指定場所にデータベースのファイル(zipファイル)が保存されたら、これでデータベースのエクスポート作業完了です。

2-3・目印用の記事を1つ投稿する

ファイルとデータベースを全てダウンロードした後に、旧サーバで開いているWordPressであることを見分けるための目印用記事を1つ投稿します。

目印用なので適当な記事でかまいません。
捨て記事なのでグーグルにインデックスされないように「noindex」タグを仕込んでおくとなお良しです。

WordPressサーバ移行3:
新サーバ契約とWPの受け入れ準備

引っ越し先のレンタルサーバを契約して、WordPressを移行させるための受け入れ準備を行います。
具体的に行う事は

3-1・新サーバ契約
3-2・ドメイン設定
3-3・データベース設置
3-4・アクセス解析の設置
3-5・hostsファイルを書き換えて動作確認

です。

3-1・新サーバ契約

starserver-logo

引っ越し先のレンタルサーバを契約します。

僕の場合は「スターサーバー」を契約しました。
元々使っていた「ファイアバード」と同じ会社の新サービスということもありましたし、評判もなかなか良いので選びました。

スターサーバーを契約する手順は

1・ネットオウルのにログインして(未入会の人はまずネットオウルのアカウントを作る必要があります)スターサーバーの「新規お申込み」ページから契約プラン(この記事ではスタンダードプラン)の「申し込む」ボタンをクリックして進みます。

スターサーバー契約プラン選択

2・申し込みページで「サーバID」を決めます。
自動IDのままでもよいですが、「自分で決める」を選んで自分の分かりやすい名前を付けた方が良いです。
サーバIDを決めたら、利用規約に同意して、確認画面に進みます。

スターサーバー契約

3・確認画面でプランとサーバIDを確認して「この内容で申し込む」をクリックすると申込完了です。
後日サーバー側での設定が完了した旨のメールが届くまでしばし待ちます。

スターサーバー契約

スターサーバーの場合、契約を結んでから24時間以内に設定完了して使えるようになる。というアナウンスがありましたが、実際には契約してすぐ。数分も経たない内に完了メールが届いて使えるようになりました。

3-2・ドメイン設定

新サーバの契約が出来たら、続いてドメインの設定を行います。
このレンタルサーバ(この記事ではスターサーバー)で使うドメインはこれ(この記事ではmemolog.info)ですよ。と指定する作業ですね。

スターサーバーでの手順は

  1. 新サーバ(スターサーバー)のサーバー管理ツールにログイン
  2. ドメイン設定→ドメイン追加→スタードメイン管理のドメインを追加する
  3. 選択肢からドメイン「memolog.info」を選択して「確認」をクリック

この3ステップで完了です。

starserver-add_domain

僕の場合はネットオウルのサービス内で移転していますのでこれだけで作業が完了しましたが、他社管理のドメインの場合は、自分がドメインの所有者であることを証明する工程があります。

ドメイン設定を行ってから実際にそのドメインが使用可能になるまで、数時間から最大2日程度の時間がかかると言われています。
ですが僕の場合は1時間もかからずに利用可能となりました。

3-3・データベース設置

WordPressを設置するのに必要なデータベースを1つ追加します。
また、そのデータベースにアクセスするためのユーザー設定も行います。

まずデータベースの追加を行います。
1・サーバー管理ツール→データベース設定→MySQL追加
2・任意のデータベース名を決めます。文字コードは「UTF-8」にして「確認」

starserver-add-db

これでデータベースが追加されました。

続いてデータベースにアクセスするユーザーのを設定します。
3・サーバー管理ツール→データベース設定→MySQLユーザ設定
4・任意のユーザ名とパスワードを設定

starserver-add-dbuser

これでユーザも設定できました。

最後にデータベースとユーザを紐付けます。
5・サーバー管理ツール→データベース設定→MySQL一覧
6・「MySQLユーザ権限」でユーザを選択

starserver-db-dbuser

以上でデータベースの設置、利用するための準備が出来ました。

データベース設置に関しては、設定完了と同時に利用可能となります。
待ち時間は発生しません。

3-4・SSL設定

https

元々WordPressをSSL化(https)して運用されていた場合は、新サーバでもSSL化が必要です。

今回は無料のSSLを利用します。

手順としては
1・サーバー管理ツール→SSL設定→無料独自SSL追加
2・SSL化するサイトを選択して「確定」
だけです。

これでURLが「http」から「https」になりSSL化されました。

3-5・アクセス解析の設置

accessanalytics-starserver

サーバ移行が進んでいることを確認するために、新サーバの方でもアクセス解析を設置します。

1・サーバー管理ツール→アクセス解析→ドメインを選択
2・アクセス解析追加→ドメイン選択→確認

これで新旧両方のサーバでアクセス解析が走っている状態になりました。
新サーバのアクセスが発生して旧サーバのアクセスが完全にゼロになったら、サーバ移転が完了した。と確認できます。

3-6・hostsファイルに追記して動作確認

ここまで新サーバの設定作業を進めていきましたが、このままでは新サーバはまだ普通にアクセスしても見ることが出来ません。
といいますのも、旧サーバと同じドメインを設定していますので、今はまだ旧サーバの方が公開されている状態なのです。

旧サーバ接続-イメージ

正式に新サーバを公開するのは「ネームサーバ(DNSサーバ)の書き換え」という作業が必要なのですが、この作業は申請から3日間ほど期間がかかるので、最後の最後に行います。

そこで途中の動作確認を行うために、自分のPCからのアクセスのみ特例的に新サーバにアクセスさせます。

具体的には、
hostsファイルに新サーバのIPアドレスを追記
という作業となります。

hostsファイル書換で強制接続-イメージ

※hostsファイルはシステムファイルですので慎重に扱ってください。
後日元に戻しますので、バックアップを取っておくのが良いです。

3-6-1・新サーバのIPアドレスを確認

  1. 新サーバ(この記事ではスターサーバー)のサーバ管理ツールにログイン
  2. サーバ情報の「IPアドレス」欄をメモ

スターサーバーのIPアドレスをメモ

3-6-2・テキストエディタを管理者権限で開く

hostsファイルを書き換えるために管理者権限でアクセスする必要があります。

管理者権限でアクセスする方法(Windowsの場合)は
1・スタート→エディター(メモ帳とかでOK)を右クリック

エディタを管理者権限で開く

2・その他→管理者として実行→アラートが出るので「はい」をクリック

開いたエディタから「開く」でhostsファイルを開きます。
hostsファイルはご自分のPCのシステムファイルの中にあります。

Windows: C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
Mac: /private/etc/hosts

3-6-3・hostsファイルに追記する

hostsファイルの最終行に追記

開いたhostsファイルの一番最後に、新サーバに強制アクセスさせる記述を1行書き込みます。

書き込む内容は
新サーバーのIPアドレス ドメイン名
です。
IPアドレスとドメイン名の間はTabまたは半角スペースで区切ってください。

xxx.xxx.xxx.xx memolog.info

書き込んだら上書き保存してください。
これで自分のPCから指定のドメインを開くと強制的に新サーバのサイトへつながるようになります。

ブラウザでアクセスしてサイトを確認してみてください。
まだ空っぽの状態のページが表示されたら、新サーバの動作確認が成功となります。

空っぽのページ

※ブラウザにキャッシュが残っていると旧サーバの方にアクセスしてしまう場合もあります。
・ブラウザのキャッシュをクリアする。
・普段使いでない別のブラウザでアクセスしてみる。
などで上手くいきます。

書き換えたhostsファイルはサーバの移行が完全に完了するまでそのままにしておいて、いつでも動作確認できるようにしておきます。

WordPressサーバ移行4:
インポート

新サーバにWordPressを移し替える作業の後半
「インポート・アップロード」
を行います。

手順としては

4-1・wp-config.phpの書き替え
4-2・FTPでWordPress関連ファイルを全てアップロードする
4-3・phpMyAdminでデータベースをインポートする
4-4・動作確認

となります。

4-1・wp-config.phpの書き替え

事前にFTPでダウンロードしたWordPressファイルの中にある
「wp-config.php」
というファイルをテキストエディタで書き換えます。

書き換える箇所はデータベースに関する部分です。
以下に示す「xxxxxxxx」の部分を書き換えて上書きしてください。

// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'xxxxxxxx');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'xxxxxxxx');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'xxxxxxxx');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'xxxxxxxx');

4-2・FTPでWordPress関連ファイルを全てアップロードする

filezilla-icon

書き替えたwp-config.phpを含むWordPressファイル全てをFTPで新サーバにアップロードします。

アップロード場所は新サーバのディレクトリ直下「/」です。

upload-filezilla

新サーバに最初から置かれている
default_page.png
index.html
等のファイルは不要なので、先に削除してからアップロードします。

アップロード時間はファイル容量や通信環境にもよります。
僕の場合は容量が1.2GBほどでおおよそ50分ほどかかりました。

4-3・phpMyAdminでデータベースをインポートする

新サーバのphpMyAdminにアクセスしてデータベースをインポートします。

1・サーバ管理ツール→データベース設定→phpMyAdminにログイン

phpMyAdminにアクセス

2・事前に設置していたデータベースを選択→インポートタブをクリック

phpMyAdminインポートタブ

3・データベースファイルを選択し、インポート設定を確認して「実行」します。
インポートの設定は

・インポートするファイル:zipファイルのままアップロードします
・ファイルの文字セット:UTF-8
・部分インポート:チェックしたままでOK
・フォーマット:SQL
・フォーマット特有のオプション:そのまま触らない
・エンコーディングへの変換:なし。全角カナ変換もチェックしない

です。

インポート設定

「インポートは正常に終了しました」と表示されたらOKです。

インポート成功

4-4・動作確認

ファイルとデータベースをアップロードし終わったらWordPressの移行が一応完了となります。

ちゃんと移行できたか。ちゃんと動作するか。ブラウザでアクセスしてみてください。
※前述のhostsファイル書き替えがそのままになっているはずなので、強制的に新サーバのWordPresにアクセスするはずです。

開かない場合の対応策

500server-error

僕はここで動作確認した時に「HTTP500エラー」が表示されてWordPressが表示されませんでした。(かなりゾッとしました・・・)

とっさに原因として考えられるのは
・ファイルのアップロードを失敗している
・データベースのアップロードを失敗している
・.htaccessファイルが不具合を起こしている
の3つです。

上記3つの中で一番簡単に確認と修正ができるのは
「.htaccessファイルの不具合」
なので、まず最初に確認しましょう。

.htaccessファイルはWordPress関連ファイルの最上段にあります。
FTPでダウンロードしてエディタで開きます。

中で記述されている基本文章は

# BEGIN WordPress
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /index.php [L]
</IfModule>

# END WordPress

です。

もしこの文章以外の記述が前後にある場合は、一旦全て削除して基本文のみにします。
FTPでアップロードして上書きします。

これでもう一度動作確認してみてください。
僕はこれでエラーが解消されてアクセス出来ました。

もしこれでも開けない場合は、他の原因を探ってみてください。

ちゃんと移行できているか。8つのチェックポイント

まずは旧サーバで仕込んだ目印用記事がない事を確認してください。
目印用記事がない=新サーバで開いている。
という確認が出来ます。

無事開けていたら、ちゃんと完全移行できているかを詳細に確認します。
チェックするポイントは8つ。

1・記事が表示されるか(各1ページチェックでOK)
 ・トップページ
 ・カテゴリーページ
 ・投稿ページ
 ・固定ページ
2・リンクは正常に張られているか(各1箇所でOK)
 ・外部リンク
 ・内部リンク
3・テーマが崩れていないか
4・プラグインが正常に動いているか
5・(アドセンス等使用している場合)広告が引き続き表示されているか
6・管理画面にログイン出来るか。不具合がないか
7・記事数やメディア数は正しく引越しされているか?
 ・投稿記事数
 ・固定記事数
 ・メディア数
8・投稿、更新が出来るか

WordPressサーバ移行5:
サーバ完全移転処理

WordPressが完全に移行出来て不具合もない事が確認できたら、いよいよ最後の仕上げとして新サーバを公開する手続きを行います。

手順としては

5-1・ネームサーバ(DNSサーバ)の書き替え
5-2・DNSレコードの整理
5-3・hostsファイルを元に戻す

以上でサーバ移転が全て完了となります。

5-1・ネームサーバ(DNSサーバ)の書き替え

ネームサーバ(DNSサーバ)を正しく指定することで、サイトのアドレス(URL)とサイトが保存されているサーバが紐づけられて正しく公開する事が出来ます。

元々旧サーバと紐づけられていたネームサーバ(DNSサーバ)を新サーバに紐づけし直して新サーバを公開させる(と同時に旧サーバが非公開となる)ことで、サーバの移行が完了する訳です。

サーバ切替-新サーバ指定-イメージ

1・まずドメインを管理している管理ツール
(ここでは「スタードメイン」の管理ツール)
にアクセスします。

stardmain-menu

2・管理ツールの「ネームサーバーの確認・変更」に進みます。

nameserver_change-menu

3・旧サーバのネームサーバが記載されていますのでこれを書き換えます。
僕の場合はネットオウル内での移行だったので、下にある「お手軽設定」で
「スターサーバー」で利用する
を選択して「設定する」をクリックしたら、自動で新サーバ(スターサーバー)のネームサーバに書き換わりました。

nameserver_change

5-2・DNSレコードの整理

ネームサーバの書き換えと同時に「DNSレコード」という記述も整理する必要があります。

この「DNSレコード」もネームサーバの指定と同様の働きをしており、旧サーバと紐づいている記述が残っていると
・いつまでも旧サーバにアクセスしたり
・エラーが表示されてちゃんとアクセスできない
といった症状が出る場合があります。
(僕がそうでした・・・これを知らずに2日間右往左往してしまいました。)

サーバ切替-新サーバ指定-イメージ

「DNSレコード」はドメイン管理ツール
(ここでは「スタードメイン」の管理ツール)
の中にある「DNSレコード編集」からアクセスします。

dnsrecord-menu

編集画面にDNSレコードが列記されているので、旧サーバ向けの記述を削除します。

DNSレコード編集

もしどれを削除すればいいのか分からない場合は、ドメイン管理のカスタマーサポートに問い合わせれば教えてもらえます。
(僕も「アクセスが安定しないんです・・・」と問い合わせしてこのDNS削除を教えてもらって解決しました)

移行完了!から完全に書き換わるまで72時間

バンザイ!お疲れさまでした!

ネームサーバの書き替えを行ってから、一般的におよそ72時間程度の時間をかけて変更が徐々に進んでいく(浸透していく)とされています。

サーバ管理画面のアクセス解析を新旧見比べながらしばらく様子を見ます。

旧サーバのアクセスがゼロになり新サーバでアクセスされている事を確認できたら、これにて完全に移行が完了となります。

完全移行を確認したら、書き換えていたhostsファイルを元に戻してください。

これにて作業は全て完了です。
お疲れ様でした!!!

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