「お墨付き」の意味。「お墨付き」はもらうもの?与えるもの?

お墨付き 意味

「お墨付き」という言葉の意味について解説します。

正しい意味(ニュアンス)の理解のために、言葉の語源についても合わせて解説します。

さらに
「お墨付き」の含まれる慣用句
「お墨付きをもらう」
「お墨付きを与える」
の違いについても解説します。

お墨付きの意味とは

お墨付きとは、権力や地位のある人(力を持つ人)からもらえる承諾や保証のことです。

ニュアンスとしては、ただの「OK」よりももっと強く
「これなら間違いない!」
「信頼しているよ!」
「任せたよ!」
といったイメージです。

使い方としては
「社長からのお墨付きをもらった企画だ」
「専門家のお墨付きをもらった」
というような言い方をします。

お墨付きの語源は大名からいただく証明書

お墨付きの語源は室町時代にさかのぼります。

将軍や大名が家来に領地を与えた事を保障・確認するために、証拠の文章を残しました。
その文章には花押(かおう)が必ず書かれていました。

花押とは、今でいうところのサインのようなものです。
文章の最後に将軍や大名など、上位の人が直接墨で書きました。

「この文章の内容を保障する」という重大な証明書に本人が直接墨で書く。
というところを由来として『お墨付き』と言われるようになりました。

ちなみに、花押はサインと言いましたが文字というよりは模様のように見えます。
今でいうと、身近なもので社印のような感じでしょうかね。
会社勤めの方なら、社印がどれだけ重要なものか。
そして、社印が押してある文章が会社からしっかり保障されているかが分かると思います。

「お墨付き」はもらうもの?与えるもの?

「お墨付き」の含まれる慣用句に

「お墨付きをもらう」
「お墨付きを与える」

と2つの使い方があります。

これはどちらが正しい。間違い。ということはなく、単に立場の違いによって使い分けられます。

ただし「お墨付きを与える」はかなり上から目線の言い方なので、実際に使うのは慎重さが必要かもしれません。