「おめおめと~」の意味とは?漢字で書くとどう書くの?

おめおめ と 意味

「おめおめ(と)」って言葉、聞いたことありますか?

本を読んでいると「おめおめと」という言葉が出て来たのですが、どういう意味なのか分かりませんでした。
ですが、教科書でも扱われている中島敦の「山月記」にも「おめおめと」という言葉が使われているので、忘れているだけで一度は聞いたことがあったようです。

それなら尚更知らないと恥ずかしいなと思ったので、改めて「おめおめ(と)」の意味などについて調べてみました。

おめおめと~の意味について

「おめおめと」とは、
恥をかいているにも関わらず気にする様子もなく平気でいること。
そもそも恥とも思っていないような様子のこと
を表現する言葉です。

よって、「おめおめと〇〇している」といったような言い方だと、少し馬鹿にしたような、
「よくそんな平気な様子でいられるな。」
「恥知らずだな。」
といったような意味合いで使われます。

おめおめと~に漢字はあるの?

漢字はあるのかな?と思って調べてみたのですが、平仮名で書かれていることが多く、漢字はないのかと思ったほどだったのですが、漢字も一応ありました。

「おめおめ」は動詞の「怖(お)める」の連用形を重ねたものです。
このことから「怖め怖め」という風になるのかとも思いましたが、違うようです。

「おめおめ」は漢字で「阿容々々」と書きます。

これ単体で見るとまさか「おめおめ」と読むとは思いませんよね。

「おめおめと~」の例文をご紹介!

それでは、おめおめとの使い方をご紹介します。

山月記にも「おめおめと」という言葉が使われていると冒頭で書きましたよね。
ちなみにですが、山月記ではどのように使われているのかご紹介します。

「どうして、おめおめと故人(とも)の前にあさましい姿をさらせようか。」
引用:中島敦「山月記」

という風に使われております。

それではその他にも例文をいくつかご紹介します。

  • あんなに帰るのが嫌だと言っていたのに、今更一緒に帰るなんて、おめおめと良く言えたものだ。
  • ひどく怒られた手前、おめおめと戻ることも出来ずに途方に暮れている。
  • 試合に負ける原因を作ってしまったのは私だ。おめおめとチームメイトに顔を合わせる勇気がない。
  • 絶対に大丈夫だと言い切って出てきてしまった手前、おめおめと引き返すことは出来ない。

このような使い方があります。

「おめおめと~」という表現は今ではあまり使われていないように思いますね。
だんだん使われなくなってしまう言葉はたくさんあるなぁと感じました。

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