おくびにも出さないってどういう意味?おくびって何のこと?

おくび に も 出さ ない 意味

「おくびにも出さない」
会話の中で使用することはあまりないように思いますが、書籍などではよく目にする言葉ですね。

「不安な気持ちをおくびにも出さず立ち向かう」
このような感じで使われています。

何かの感情を表現している言葉ですが、いったいどんな意味の言葉なのでしょうか。

また、そもそも「おくび」とは何でしょうか。

言葉の意味と語源由来について解説します。

「おくびにも出さない」の意味

「おくびにも出さない」とは
心で思っていることを言葉や表情、態度に出さない。
という意味です。

例えば
「不安な気持ちをおくびにも出さず立ち向かう。」
といった使い方の場合は、臆病な気持ちを隠して。というポジティブな意味合いで使われています。

一方
「あれだけのことをしておきながら、彼女はそれをおくびにも出さず平然と毎日を過ごしていた。」
という使い方の場合は、過去の良くない行い(本人がそれをどう思っているかはともかく)をなかったかの様に振舞っている。というネガティブな意味合いで使われています。

このように、
「感情や考えを表に出さずに振舞う」
という場面であれば、ネガティブにもポジティブにも使える言葉です。

「おくび」の語源由来とは

そもそもの疑問として
「おくび」
とは何のことを指しているのでしょうか。

首?
あくび?

答えは
「げっぷ」
の事を指しています。

げっぷ?
また疑問が増えますね。
なぜ「げっぷを出さない」事が「感情、考えを表に出さない」事の慣用句となるのでしょうか。

一般的なマナーとして、
「げっぷ」は人前でするのは失礼にあたる行為ですし、
また恥ずかしいことでもあります。

つまり

表に出したくないこと。
人に知られたくないこと。
恥ずかしいと思っていること。

などを「げっぷ」に例えている訳です。