シミュレーション?シュミレーション?正しいのはどっち?

シミュレーション?シュミレーション?正しいのはどっち?

カタカナ表記で日本語として定着している外国語は数多くありますが、
あれ、正しいのはどっちだっけ?
と思う事もありますよね。

例えば
シミュレーション」だったかな?
シュミレーション」だったかな?
綴りはどうだっけ?

てな具合ですね。
「ュ」の位置が一つズレるだけですが、発音してみると別の単語のようですよね。

どちらが正しいのでしょうか。
また、なぜ正しいのがどっちか分からなくなってしまうのでしょうか。

正しいのは「シミュレーション」!

いきなり結論から言うと、
正しいのは「シミュレーション」です!

英語の綴りは「simulation」。

そのまま読んでカタカナ表記してみると
「シミュレーション」
ですね。

なので、
正しいのは「シミュレーション」で、
「シュミレーション」は間違い。
となります。

しかし至る所で「シュミレーション」と言われているような。
どういうことでしょうか。

なぜ「シュミレーション」って言ってしまうの?

本来は「シミュレーション」なのに、日常的に「シュミレーション」も耳にしている気がします。

「シミュレーション」
「シュミレーション」
意識しないでいると、どっちも大差なく同じ言葉に聞こえてしまいませんか?
日常会話レベルならば意味も通りますし、聞き流してしまいますね。

こういった現象のことを
音位転換
といいます。

音位転換とは、単語を構成する音の並びが一部入れ替わってしまうこと。
今回で言うと、「ミ」と「ュ」が入れ替わっていますね。

「simulation」という単語が日本に入ってきた時、日本人にとって「シミュレーション」は発音し辛く、より発音しやすい「シュミレーション」という並びで定着した。ということのようです。

日本人が発音しやすい形で定着したのが「シュミレーション」なので、英語を話している中で「シュミレーション」と発音すると間違いですが、日本語として話す時には特に問題はなさそうです。

他にもある。音位転換の例

本題からは逸れますが、この音位転換は外国語に限って起こるわけではありません。
このような単語は普段使っている言葉の中にもたくさんあります。

例えば「雰囲気」。
振り仮名がない状態だと「ふいんき」と読む人が多いのではないでしょうか。

最近のパソコンやスマートフォンでは「ふいんき」で変換すると「雰囲気」と出ますし、「ふいんき」と読んでも正解。という指針が出ていますが、元々は「ふんいき」が正解ですよね。

漢字の通りに読めば「ふんいき」となるのですが、やはり発音し辛いです。
「ふいんき」ですっかり定着していますよね。

また、もしかすると一番有名な音位転換は「となりのトトロ」の中の台詞「トウモコロシ」かもしれません。
彼女にとって「トウモロコシ」は言い辛かったのでしょうね。

おわりに

結論としては、日常会話で使うに当たっては、「シミュレーション」でも「シュミレーション」でも問題ない。ということのようです。

ただし、英語で会話している最中に「シュミレーション」と言うと「何を言っているの?」と言われるでしょうし、公式文書に「シュミレーション」と書くと間違いとして訂正を求められるかもしれません。

本来の綴りは「simulation」。
元の語をしっかり覚えて、状況に合った使い方をしていきましょう。

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