コミュニケーションとコミニュケーションの違い。どっちが正しい?

コミュニケーションとコミニュケーションの違い

皆さんが普段からよく耳にするし使う事も多い言葉
「コミュニケーション」

え、それって「コミニュケーション」のこと?
と思われた方もいるかもしれません。

「コミュニケーション」と言う人がいれば、
「コミニュケーション」と言う人もいますよね。
「コミニケーション」と言う人もたまにいます。

「ュ」の位置が違ったり、「ュ」があったりなかったりするわけですが、これらには何か違いがあるのでしょうか。

英語のつづりに一番近いのは「コミュニケーション」

結論から言ってしまえば、これらの言葉は全て
「communication」
を表すものです。

なるべく英語の綴りに忠実にカタカナ表記すると
「コミュニケーション」
となるでしょうか。

この単語の意味は、わざわざ解説するまでもありませんね。
「交流」や「通信」と訳されています。

とにかく、同じ「communication」を表記したものであるので、
三つの語には、発音以外には違いはないことになります。

どれが正しい?

三つが同じもの。ということですが、カタカナ表記としてはどれが正しいのでしょうか。
それぞれを辞書で調べると、以下のような結果になりました。

まず「コミュニケーション」ですが、

「感情や思考の伝達」

という解説がされています。

そういう説明になるのか、と何だか変な感じがしますね。

次に「コミニュケーション」です。
こちらに関しては、当然「コミュニケーション」と同じ記述もありますが、

「コミュニケーションの誤記」

とも書かれています。

では「コミニケーション」はと言うと、そもそも記載がありません。

スマートフォンやパソコンで検索すると
もしかして コミュニケーション
という表記とともに、コミュニケーションの検索ページが出てきます。

これらを踏まえると、表記の仕方として、あるいは話す際に正しいのは、英語の綴りに近い「コミュニケーション」ということのようです。

どの言い方でも日本人には伝わりますが、正しいとされるのはやはり元に凡そ忠実なものですね。

なぜ複数の言い方があるの?

ではなぜ単語が変化してきたのでしょうか。

元々は「communication」なので、当然最初は「コミュニケーション」と言っていたはずですよね。

しかし、どうやら発音し辛かったらしく、言い易いように変化したのが「コミニュケーション」や「コミニケーション」であるようです。

「コミュニケーション」から「コミニュケーション」への変化は音位転換と呼ばれるもので、単語を構成する音の一部が入れ替わる、という現象です。
「ュ」の位置が変わっていますよね。

この「音位転換」という現象は、外来語に限らず日本語でも起こる現象のようです。

ただ、単体で発音できない「ュ」を音と捉えるのか、という事については意見が分かれるところのようです。

「コミニケーション」に関しては、とにかく言い易さを追求した感じですよね。
似た言葉の「コミュニティ」も「コミニティ」と言われている気がします。
そういえば「コミニュティ」とは言わないですね。少し不思議な感じがします。

おわりに

「コミュニケーション」も「コミニュケーション」も、更には「コミニケーション」も、全て同じ「communication」をカタカナ表記したもの。

発音しやすいように変化した結果、三つの表記が作り出されました。

どの表記を使っても日本人には通用しますが、公文書などの重要書類や論文などに「コミニュケーション」や「コミニケーション」と記載するのは避けた方が良いのかもしれません。

どの表記を使っても問題ない、という場合でも、表記が混在するのは読み辛いですし、やはりやめた方が良いのでしょうね。

どの道カタカナ英語では外国人には伝わりにくいですが、少なくとも「コミュニケーション」と言うようにしたいですね。

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