ココアとチョコの違いとは?作り方や語源からひも解いてみる

ココアとチョコの違い

「ココア」と「チョコ」の甘い匂いはどことなく似ている感じしませんか?
疲れた時や甘い物が欲しい時に一度は口にしたことありませんか?

よく目にしたり、食べたり飲んだりしている「ココア」と「チョコ」ですが違いについて知っていますか?
身近にあるもので意外と知らない違いについて調べてみました。

知っていれば仕事の休憩時間などで話のネタになるかもしれませんよ!

甘くて美味しいココアとチョコの違いは?

「ココア」と「チョコ」
使っている原料はどちらも【カカオ豆】です。

【カカオ豆】と聞くと「チョコ」を思い出しますが、実は「ココア」も同じ原料から作られていたのにはちょっと驚きです。

同じ原料ならなぜ「ココア」と「チョコ」の違いがあるのでしょう?
実は、作り方は途中まで同じ!
そして、その途中の工程で違いがでてくるのです。

ポイントは『ココアバター』です。
では、ココアバターが出来るまでの作り順を説明します。

まずは【カカオ豆】です。
このカカオ豆は、「カカオ豆」という形で実っているわけではありません。
「カカオポッド」と呼ばれている、実の中にあるのが「カカオ豆」です。

カカオポッド(カカオの実)を割ると白い果肉に包まれて種が入っています。
その種が「カカオ豆」です。

身近な食べ物に例えるなら、“オレンジ”を想像すると分かりやすいかと思います。
オレンジの皮をむくと、薄皮の中に果実があり、その果実の中に“オレンジの種”があります。
その“オレンジの種”こそが、カカオポッドの種で「カカオ豆」なのです。

カカオ豆を醗酵すると、チョコレートのような匂いや成分になります。
そこから均等に砕いて余分な皮などを取り除いて、煎ってすり潰します。
この時点で出来たものを「カカオマス」と呼びます。

「ココア」も「チョコ」もこの『カカオマス』までの作り順は同じです。
ではポイントとなる『ココアバター』からの違いを説明します。

カカオマスには、「ココアバター」と呼ばれている脂肪分が多くあります。
「ココアバター」を取り出した残りが【ココア】。
取り出し「ココアバター」をカカオマスに追加するのが【チョコ】。

ちょっとややこしいですよね。
ココアバターが「入っていない」のが【ココア】
ココアバターが「入っている」のが【チョコ】
という違いになります。

「カカオ」と「ココア」の言い方が似ているけど語源は一緒?

そもそも「カカオ」は古代文明“マヤ”や“アステカ”の言葉が語源です。
先住メキシコ人がカカオの樹を「カカバクラヒトル(Cacavaqualhitl)」と呼んでいました。

コルテスがメキシコ制服をして、カカオの樹を本国に伝える時に『カカップ(Cacap)』と伝えたのが変化して『カカオ(Cacao)』になったと言われています。

カカオの呼び名はヨーロッパに広まりましたが、1ヶ国だけ「カカオ」と発音が難しい国がありました。イギリスです。

イギリス、つまり英語では「カカオ」の発音が難しいことと、音の組み合わせによって『ココア(Cocoa)』と呼ばれることが定番となりました。

その「ココア」の呼び方を日本でも使うようになったそうです。

「カカバクラヒトル」が「カカップ」になり、「カカップ」が「カカオ」になり、「カカオ」が「ココア」になったということです。

少しずつ変化していっているのが分かると、『カカオ』と『ココア』の言い方が似ているのには訳があったことに納得しますよね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする