「おかき」と「あられ」の違いって?一緒じゃないの?

おかきとあられの違い

ついつい食べてしまう「おかき」や「あられ」。
その2つの違いって知っていますか?
違いや昔の作り方を知れば、さらに身近に感じるかもしれません。
友達などにちょっと自慢できるかもしれない違いを調べてみました。

「おかき」と「あられ」の違いは?

「おかき」と「あられ」の一番の違いは【大きさ】です。

大きい方が「おかき」
小さい方が「あられ」

ただし明確な基準はなく、なんとなくイメージで「おかき」か「あられ」を名付けているそうです。

「おかき」は庶民の味。「あられ」は貴族のおもてなし

作り方や味の違いもなく『揚げる・焼く・塩またはしょうゆ味』の「おかき」「あられ」ですが、大きさで分けるこの分け方は現在の分け方です。

今は仕事や家事の休憩にちょっと食べられる「おかきやあられ」ですが、昔は食べる人が決まっていたそうです。

「おかき」は庶民の食べ物。
語源は欠けた鏡餅。

「おかき」はお正月には欠かせない『鏡もち』を槌(つち)で叩いて割ったものを揚げたり、焼いたりして食べていました。
叩いて割ることを「欠く(かく)」というので、「欠きもち」と呼ばれていてたのが丁寧な言い方になる「お」を付けて【おかき】と言われるようになりました。

神様にお供えしていた『鏡もち』を、包丁や刀で切るのはとても縁起が悪いことと考えられていたので槌(つち)で割ることになったそうです。

『鏡もち』はどこの家にでもある材料で作るので、【庶民の味】として食べられていたそうです。

あられは貴族のおもてなし料理。
語源は空から降る「あられ」

「あられ」は庶民の味とは逆でした。
奈良時代の頃から作られていた、干したもち米を煎って作る「あられ」は、王族や皇族などが海外からのお客さまに出していた【おもてなし料理】でした。

中国の唐などから貿易の取引がある時などに、一緒に硬い「あられ」を食べて取引がうまくいくように祈ったとされています。

「あられ」は高級なものとして食べられていたそうです。

「あられ」の語源は名前の通り空から降る「アラレ(霰)」に大きさが似ていることから名前が付いたとされています。
さらに、「あられ」と作る時に鍋で炒める時の音が「アラレ」に似ていたらというのもあるそうです。

「おせんべい」は「おかき・あられ」と何が違うの?

「あられ・おかき」は大きさの違いだけど「せんべい」はなにが違うの?

せんべいは使っているお米が『うるち米』です。
もっと簡単にいうと、いつも食べているお米です。

「せんべい」がいつできたのかという起源説はいくつかあります。

お団子屋のおばあさん「おせんさん」が売れ残った団子を平らにして焼いたのが「せんべい」のはじまり説。

農家の人があまったご飯を煎って蒸して、平らに伸ばしたものを型抜きしてから塩味に焼いたのが「塩せんべい」とされ、その後に醤油を付けて焼くような文化になった説。

起源説はいくつかありますが、余った食べ物を捨てることせず違う食べ方で頂こうと思った昔の人がすごいですよね。

使用するお米の種類が違うので「おかき・あられ」と「せんべい」と区別できますがすべて米菓と言われています。
お米のお菓子ということです。

使うお米が違うと食感が変わり、ふくらみ方も変わってきます。
その違いが「自分の好み」になるので色々な「おかき」や「あられ」「ぜんべい」を食べくらべるのも楽しいかもしれませんね。

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