雛人形を飾る意味とは?人形や道具の種類や名前をまとめて解説!

雛人形五段飾り

3月3日は「ひな祭り」で、欠かせないのが【雛人形】です。

小さいお子さんがいるご家庭などでは毎年飾ったり、
お年頃になると2・3年に一度のペースで飾るご家庭もあるみたいですね。

その【雛人形】ってなぜ飾るのでしょう?
意味を知れば毎年お願いを込めて飾りたくなるはず!?

また、たくさん種類のあるひな人形のそれぞれの名前や役割、意味についてもざっくりまとめます。

なぜ雛人形を飾るの?その意味とは?

女の子が生まれたら3月3日のひな祭りに備えて【雛人形】を買う家が多いかと思います。

この【雛人形】は、
女の子の元気に成長すること
幸せになってほしい
という願いを込めて毎年飾りお祝いするものです。

【雛人形】は
女の子の厄災(悪いこと)を変わりに引き受けてくれる。
と言われています。

さらに、
将来大人になって幸せな結婚が出来るように。
という願いも込められています。

なので、
「ひな祭りが過ぎたら早くしまわないと結婚できないよ!」
なんて言われたりするんでしょうね。

また、ずっと雛人形を飾っていると、身代わりに引き受けた厄災をまた拾ってしまう。
とも言われているそうです。

雛人形の種類、名前。その役割とは?

最近はアパート暮らしなどで、お内裏様とお雛様だけの飾りも増えていますが、実際は3段飾り・5段飾り・7段飾りというように数段に分けて飾られますよね。

一番上に座っているのは、みんなが知っている
【お内裏(おだいり)様とお雛(おひな)様】
です。

男性の方が【お内裏様】
女性の方が【お雛様】
です。
「男雛(おびな)・女雛」とも呼びます。
正確には二人合わせて【お内裏】と呼ぶみたいです。

二段目は【三人官女(さんにんかんじょ)】です。
お雛様のお世話係です。

真ん中が一番年上で結婚しているとされていて、よく見ると結婚している人の証
「まゆなし・お歯黒」
になっています。

三段目は【五人囃子(ごにんばやし)】です。
楽器を演奏する子供たちです。

選ばれし美少年や秀才(イケメンと頭のいい子)五人です。
子供なので“まげ”を結っていません。
笛、小鼓・大鼓・太鼓・謡で結婚式が映えるように演奏しています。

四段目は【随臣(ずいしん)】です。
御殿(お屋敷)を守っています。

右大臣・左大臣の二人で悪者が近寄らないように見張っています。

五段目は【仕丁(しちょう)】です。
お内裏様のお供や庭掃除など、御所の雑用をしています。

泣き上戸・笑い上戸・怒り上戸と三人いて
「表情豊かな子に育つように」
という願いが込められています。

六段目には嫁入り道具の数々が並べられます。
並べられるのは
「箪笥(たんす)」
「長持(ながもち・衣装箱)」
「表刺袋(うわざしぶくろ・持参袋)」
「火鉢(ひばち・暖房)」
「針箱(はりばこ・裁縫道具)」
「鏡台(きょうだい・化粧道具)」
「茶道具(さどうぐ)」
です。
貴族の結婚ではこれだけの道具が必要だったんですね。
(本当はたぶんもっと多いと思いますが)

七段目には「御輿入れ道具」が並べられます。
「御輿入れ(みこしいれ)」とは、嫁入り道中のこと。
「御駕籠(おかご)」で重い道具(箪笥など)を運び
「重箱(じゅうばこ)」は嫁入り道具が詰められ担がれます。
「「牛車(ぎっしゃ)」にお雛様が乗ります。
嫁入り道具を運ぶ従者など御付を何人もつけた大人数での嫁入り道中はさぞかし豪華絢爛だったでしょうね。

歌にも出てくる三人官女の意味って?なぜ三人いるの?

ひなまつりの歌にも出てくる「三人官女」は知られている存在ですね。
しかし、
「三人官女がなぜ三人いるのか?」
というのは知らないですよね。

まず【官女・かんじょ】とは、男の人が出入り禁止とさている場所での生活や雑務をサポートする女の人のことです。

誰でもなれるわけでないそうで、選ばれし三人!
つまり、生活サポート・礼儀作法・楽器演奏など何でもできる女の人なのです。

お雛様が結婚するまで、小さい事から身の回りのことをお世話から礼儀作法までしていたのが【三人官女】だったと考えるとわかりやすいです。

三人官女はお雛様の結婚式で、お祝いのお酒をそそいだり・主役の二人のサポートする役割です。
最後までお雛様のサポートに徹するわけです。

正面向かって左側から、

・提子(ひさげ)持ち
やかんのフタがないような形をした道具を持っています。
注ぎ口があり、右側にいる長柄にお酒を注ぐ役割です。

・三方(さんぽう)
盃が乗っている台を持っています。
右側の長柄からお酒を注いでもらう役割です。

・長柄(ながえ)
長い柄のひしゃくのような道具を持っています。
左側の提子からお酒を注いでもらい、中央の三方へとお酒を注ぎます。

三人ともお祝いの席でのお酒を注ぐ役割です。
お祝い事と言えば、やはりお酒ですので欠かせない三人です。

まとめ

雛人形とは、お雛様の幸せな結婚式の様子を表していたんですね。

七段飾りまで飾ると壮観ですが、貴族の結婚式ですからこれぐらいのスケールなのも納得です。

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