お仕着せの意味って何?知っておこう!意味や由来について

お仕着せ

お仕着せって言葉聞いた事ありますか?
お仕着せとはどんな意味なのか、その由来などについて調べてみました。

日常生活では聞きなれない言葉だなと思ったのですが、どういう意味か知っていますか?
私はお恥ずかしながら知りませんでした。
着せという漢字なので、服が関係あるのかな・・・くらいでした。

お仕着せとは強要されること?意味について

お仕着せとは

  • 上の人から一方的にあてがわれたもの
  • 型通りのもの
  • 定められたもの

という意味だそうです。
あまり喜ばしくない言葉なんですね。

意味からして「押し着せ」と書きそうですが、正しくは「お仕着せ」となります。

「お仕着せ」の例文3つ!

それでは、お仕着せの正しい使い方、例文をご紹介します。

  • 私にはこのお仕着せの制服は似合わないと思う。
  • この物語にお仕着せの結末は誰も望んでいないです。
  • 大した付き合いもないから、お仕着せの祝辞しか思い浮かばないよ。

やっぱり今ではあまり印象のよくない言葉として使われますね。

もとは違う意味だった!由来・語源

この漢字の理由は由来を見ればわかります。
語源・由来についてですが、この言葉は江戸時代からみられる言葉です。

もともとは接頭語の「お」はついていなくて、「仕着せ」や「為着せ」というような形で使われていたそうです。

江戸時代では幕府から諸役人や囚人たちに、民間では主人から奉公人へ与える着物の事を指しており、季節毎に着物を与えられたことから、「四季施」という漢字でも当てられていたようですが、普通はお盆と暮れ(年末)の二回だったという事で、現代のボーナスに似た意味合いがあったようです。

さらに、だんだん時候に合わせて着物が与えられたので、お仕着せは型通りに物事が進められる意味となり、決まりごとという意味でも使われるようになっていったそうです。

そうして意味の変化から、昭和中頃に「押し着せ」と感じられ「一方的に押し付けられる」に変化したのだと思われています。

最初は現在の意味とは違い衣服を与えられることの意味だったので、今で言うと仕事の制服のようなもののことですよね。
なので「押し付けられる」などといった悪い意味ではなかったです。

それがだんだんと決められたように進めることの意味と変わり、それがさらに押し付け、強要といったような意味になっていったということです。

まとめ

元々は支給品、ボーナス、制服、といった意味でそんなに悪い意味ではなかったものが、時代が変わって今ではあまりよろしくない事を指す言葉に変化したんですね。

「型通り」「上からあてがわれる」が好ましくない事と考えられるのは、それだけ自由であることを求めているということなんですね。