悪いイメージ持ってませんか?因果応報の意味は?

因果応報

例えば夏休み。学生さんには夏休みの宿題なんてものが課せられますが、宿題を放って遊んでいたら最終日になっても宿題が終わらず大変な目にあう、という人がちらほらいますよね。

「因果応報だ」と言われてしまうパターンです。

逆に最終日一日で全て終わらせた、なんて武勇伝のように語る人もいましたが、真相はいかに…。

さて、「自業自得」と似た意味で使われる「因果応報」。
正しくはどのような意味なのでしょうか。

因果応報の意味

「因果応報」とは
「良いことをすれば良いことがおこり、悪いことをすれば悪いことがおこる」
と言うことを意味する四字熟語です。

先にも述べた通り、「自業自得」と同様の悪い意味で使われることが多いですね。

しかし本来の意味には
「良いことをすれば良いことがおこる」
という良い側面もあります。

つまり
「行為の良し悪しに応じてその報いがある」
ということを表した言葉なのです。

ちなみに類似の四字熟語には
「善因善果」
「悪因悪果」
「自因自果」
などがあります。

「因」は因縁や原因を、「果」は原因によって生じた報いを意味します。
そのため、「自因自果」が「自業自得」とほぼ同じ意味、ということになりますね。

因果応報の語源

「因果応報」は元々仏教の教えからきた言葉です。

「因果」は
「どのような結果にも必ず原因がある。原因がなければ結果もない」

「応報」は
「原因に応じた結果(報い)が現れる」

つまりこの教えによると「偶然」という事象はなく、すべて何か原因に基づいて起こった「必然」である、ということになります。

女子会などでよく話題になるらしい「初恋の人と偶然再会した」というのも、因果応報の法則によると偶然ではなく必然である、ということですね。
この例えでは夢があるのかないのかよくわかりませんが…。

とにかく、原因にあたる行いのすぐ後に結果が現れるのか、だいぶ月日が経ってから結果が現れるのか、どのくらい時間がかかるかはわからないけれど、蒔いた種は必ず生えてくる。
それが「因果応報」の教えなのですね。

英語で表現すると

余談かもしれませんが、四字熟語である「因果応報」を英語で表現するとどうなるでしょうか。

「What goes around comes around.」
と表現するのが、意味そのままの「因果応報」のようです。
なんだか語呂がいいですね。

おわりに

実は良い意味でも使える「因果応報」。

「努力に努力を重ねて難関大学に合格した」のも「因果応報」。
現在は悪い意味で使うことが多いので、「おめでとう」の気持ちを伝える時に使うのは控えた方が良さそうですが。

自分のとった行動によって受ける報いが決まる、との教え。
しっかりと心に刻んで日々生活していきましょう。