「韋駄天」って、どういう意味?その由来は?

「韋駄天」って、どういう意味?その由来は?

普段何気なく日常生活で使ってる言葉の中には、意味や語源を知ってるようで知らない言葉がありますよね。

なんとなく使い方は知っていても、誰かに意味や使い方を尋ねられた時に自信持って説明できるか怪しい…って、言葉はありませんか?

今回は、その怪しい言葉の一つと思われる、「韋駄天」について取り上げてみます。

「韋駄天」の読み方は?

先ずは「韋駄天」の読み方から。
普段目にしない漢字もあるので、一瞬読めなかった人も少なくないかもしれません。

「韋駄天」の読み方は「いだてん」です。

こうして文字にすると意外と読めなかったりしませんか?
正しい読み方を知ると、「言われてみれば、そうだった!」って思ったりしますが。

その意味は?どういう使い方をするの?

読み方が分かったところで、「韋駄天」の意味をご説明します。

「韋駄天」は、非常に足が速い人の例えです。
つまり「俊足」のことです。

なので、その使い方は、
「あの選手は、まるで韋駄天のようだった」
のような使い方になります。

ちなみに、類似語に「とても速く走ること」という意味を表す「韋駄天走り」という言葉があります。
こちらの使い方は、「韋駄天走りで駆け抜けた」のような使い方になります。

同じ様な表現ですが、進行方向が一定で速度の速い台風のことを「韋駄天台風」とも言います。

なぜ足の速い人の例えが「韋駄天」なのか?

「韋駄天」の意味と使い方が分かったところで、更なる疑問が発生。

そもそも「韋駄天」って、何?

足の速い人のことを、どうして「韋駄天」と例えるのでしょうか?
一体どういう由来があるのでしょう?

「韋駄天」は神様!?

韋駄天は、元はバラモン教の神で、シバ神かアグニ神の子でした。
仏教に取り入れられ、仏法や寺院の守護神となりました。

この韋駄天、仏舎利(釈迦の遺骨)を盗んで逃げた悪魔の捷失鬼(しょうしつき)を走って追いかけ、盗まれた仏舎利を瞬時に取り戻したという逸話があります。

この時の韋駄天の足の速さから、走りの速い人のことを「韋駄天」と例えるようになりました。
また、その速い走りを「韋駄天走り」と例えるようになりました。

やっぱり神だった

並みの足の速さでないことの例え「韋駄天」という言葉ですが、神様が語源だったとは、驚きです。

これぞ正に神業と言えるのではないでしょうか。
これで自信を持って、「韋駄天」の意味や由来を人に説明できますね。

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