「生き馬の目を抜く」の意味知ってる?

生き馬の目を抜く

「生き馬の目を抜く」ということわざ。
あまり聞きなれなかったり使わなかったりするのですが、どういう意味でどういう風に使うのでしょうか?

生き馬の目を抜くの意味とは?

  • 素早く事をするさま
  • 他人を出し抜いて利益を得るさま
  • 油断も隙もないこと

(語源由来辞典より引用)

となっています。

怖いことわざですが、そのままの怖い意味ではありませんでした。
では、語源はどうなのでしょう。

生き馬の目を抜くの語源

生き馬の目を抜くの語源や由来は、故事などから生じたことわざではなく、素早く物事をすることを「生きた馬の目ですら抜き取ってしまうほど早い」と喩えた表現です。

(語源辞典より引用)

素早さを表す比喩表現だったんですね。

ところでなぜ馬だったのかというと、家畜として身近な動物だったからと考えられています。
人と関わりが深かったり身近な存在だと、ことわざになりやすいのでしょうか。

生き馬の目を抜くの類義語

「生き馬の目を抜く」と同じような意味の言葉には

  • 生き牛の目を抜く
  • 生き馬の目を抉る
  • 生き牛の目を抉る

があります。

抉る(くじる)とはえぐって中の物を取り出す意味なので、こちらも怖い言葉ですね。

牛も人と関わりが深かったので牛の方が先にことわざとして表現されていましたが、牛より馬の方が足が速いので生き馬の目を抜くということわざになったそうです。
牛より馬の方が足が速いので目を抜くのは難しそうですもんね。

生き馬の目を抜くの英語での表現

類義語を見てきましたが、英語でも似ている表現があるのでそちらも紹介します。

Water sleeps, the enemy wakes.
水は眠っても敵は眠らず

catch a weasel asleep.
寝た状態のイタチを捕まえる

どちらも油断してはいけない。という戒めの意味を込めた表現です。
素早さは含まれていませんが、相手を出し抜くようなニュアンスが「生き馬~」と近いですね。

まとめ

生き馬の目を抜くということわざを見てきましたが、1つのことわざにも意味がしっかりあり、それに似た意味、表現も沢山あることがわかりました。

その時々の状況にあったことわざや表現を使うことは難しいことですが、上手に使いこなせると素敵ですよね。