当てずっぽうの意味って?実は擬人化されている?

当てずっぽう

学生時代、「当てずっぽう」を多用していた人も多いのではないでしょうか。
授業中に先生に指名されて、当てずっぽうで答える。
テストでわからない所は当てずっぽうで答えを書く。

入試ではあまり当てずっぽうに頼りたくはないけれど、わからなければ空欄にするよりはまし。いわゆる「勘」というやつですね。時と場合によっては「困ったときの神頼み」にもなるかもしれません。「どれにしようかな」とか。実力で切り抜けるに越したことはないですが。

そんな「当てずっぽう」ですが、「当て」はそのまま「当てはめてみる」でだとして、「ずっぽう」は?なかなかおもしろい語感ですが。

そこで、意味や由来、英語では何て表現するの?をまとめてみました。

当てずっぽうの意味は?

辞書によると「当てずっぽう」とは、
「いいかげんな推量で事を行うこと」
「いいかげんな見通しで事を行うこと」

とあります。

特に根拠のない憶測で行動する、ということですね。
おそらく、一般に認識されている意味と大きな違いはないかと思います。

当てずっぽうの由来は?

言葉の由来は、江戸時代にさかのぼります。

当時、「根拠もなにもない推測のこと」を「当て推量(あてずいりょう)」と言っており、これがさらに略されて「あてずい」とも言われていました。
さらにそれが「あてずい坊」と擬人化されて、さらにさらにそれが崩れてついに「あてずっぽう」になりました。

どうやら江戸時代の「当て推量」から現在の「当てずっぽう」まで、大きく意味かが変わる、ということはなかったようですね。

しかし近年でも、魚の切り身だったり戦闘機だったり、小学校の頃の漢字ドリルや計算ドリルでおなじみのキャラクターだったり、色々なものが擬人化されていますが、今よりも随分昔に、言葉が擬人化する、なんてことがあったんですね。「当てずっぽう」が特徴的な人でもいたのでしょうか。

当てずっぽうを英語で言うと?

擬人化された言葉「当てずっぽう」ですが、英語で表現するとどうなるのでしょうか。
調べてみると、「guesswork」が相当するようです。
他にもニュアンスが近いところでは、「random」も使えるようですね。

おわりに

日常的によく使う「当てずっぽう」が、擬人化されて生まれた言葉だとは予想外でした。
擬人化されるのは物や動物だけではないのですね。
しかし江戸時代頃から現在まで、言葉は変わっていますが意味の変わらない「当てずっぽう」。きっと今後も大いにお世話になることでしょう。