青二才の意味って?意味を知ると印象が変わる?

青二才

「青二才」という言葉、聞いたことはあるでしょうか。
ドラマや映画で「この青二才が!」と、悪役がヒーローに、苦し紛れに叫んでいるイメージがあります。逮捕される犯人、とかそんな役柄の人が言っているような気がするのですが、私だけでしょうか。

そんな青二才について、正しい意味や由来を調べてみました。

青二才とは

青二才は辞書によると、
「年が若く未熟な男性」
「経験が浅くて未熟な男性」
を指します。

「男性」なんですね。
女性に対しては使わないようです。
使うとしたら「小娘」が相当する言葉です。

類語としては、若僧、若輩、駆出し、新米、といったものがあげられます。

青二才の意味といい類語といい、特に悪役が叫ぶ印象はないですよね。
どちらかというと「自分はまだまだです」と謙遜しているような。

青二才の由来

青二才の「青」は「青臭い」などと使われるように「未熟な人」を指す接頭語です。

一方の「二才」は、どうやら年齢の「二才」からきているわけではないようです。
三つの説を紹介します。

1・ボラの稚魚説

一つ目は、ボラなどの稚魚を「二才魚」「二才子」「二才」などと呼ぶことから喩えて「青二才」と言うようになったというもの。
この説が最も有力な説とされているようです。

2・青年団の新人説

二つ目は、「新背(にいせ)」が転訛したという説。青年団(当時は若者組と言ったようです)に入る新人を「新背」と呼んだそうで、「背」は、「愛しい男性」や「夫」を意味しています。「男性」ですね。

余談ですが、成人は「大背(おおせ)」、老人は「古背(ふるせ)」と言ったそうです。この説では、新参者をバカにする言葉として「青にせい」という単語ができ、そこに「二才」の字が当てられた、とされています。

3・中国語の幼児説

三つ目は中国語から。「乳臭い幼子」の意味の「乳仔(にゅうつぁい)」が日本に伝わって「二才」になった、という説。

これらの説を見てみると、元となった言葉自体が、謙遜して自分のことを話すのではなく他人から「まだまだ」と言われているようなニュアンスのものですね。私が初めに持っていたイメージとはまた違った印象の言葉ばかりですね。

青二才を英語で言うと

言語を変えて英語では何と言うのでしょうか。
調べてみたところ、「greenhorn」、「green youth」などと表現するようです。
「青」二才ですが、英語では「green」が使われています。確かに「blue」ではない方がフレッシュな感じがしますね。

おわりに

調べていくうちに、最初のイメージが瓦解していくような気がしました。悪役が叫んでいる印象、ないとは言いませんが。
しかしいくら意味の上では謙遜しているといっても、調べる以前の私のような印象を持つ方はおそらく大勢いると思うので、使う際には注意が必要かもしれませんね。