青菜に塩の意味は?あなたは正しく使えてる?

青菜に塩の意味は?あなたは正しく使えてる?

青菜に塩。
言葉だけ聞くと、青菜に塩をふってしなっとさせて、お浸しみたいにしたら美味しいよね、なんて私は思うのですが、これも立派なことわざですよね。

ちょっと食欲をそそるこのことわざ。皆さん正しく使えていますか?
もしかしたらその使い方、間違っているかも?
そこで、正しい意味と使い方、言語を変えて英語で表現するとどうなるか、をまとめてみました。

青菜に塩の意味は?

辞書によると、
「人が元気や気力をなくしてしょげるさま」
「人が打ちひしがれて項垂れているさま」

とあります。
意気消沈、というやつですね。

青菜(ほうれん草や小松菜などの緑色の葉野菜)は、新鮮なうちは水分を含んでぴんとしていますが、塩をふりかけると水分が抜けてしおれてしまいます。
この事からできたことわざです。

類似のことわざに、
「青菜を湯につけたよう」
「ナメクジに塩」
「ヒルに塩」
などがあります。

ヒルに塩をかけたことはないですが、確かにナメクジは塩をかけると水が抜けて小さくなりますね。同じ感じでしょうか。
塩をふられたりお湯につけられたりでしおれる、ということわざって結構あるみたいですね。

正しい使い方は?

青菜に塩は、「元々元気があった人」が、元気をなくした時に使うことわざです。
そのため、元々元気のなかった人、不調であった人、無気力である人に対して使うのは誤りです。また、身体的にではなく、気持ちの面で元気がなくなる、という場合に使います。

そのため、
「あの人はいつもぼんやりしていて青菜に塩のようだ」
「あんなに元気だったのに病気になってしまって青菜に塩だ」
といった使い方はしません。

正しく使うと、例えば
「甲子園に出場できて喜んでいたのに、一回戦で負けてしまって青菜に塩だ」
「息子は大好きなオモチャを自分で壊してしまって、青菜に塩のありさまだ」
などとなります。
例文を書いているだけでなんだか辛い気持ちになってしまいますね…。

英語で言うと?

日本語では美味しそうな青菜に塩。英語ではどう表現するのでしょうか。

そのまま英語にするとSalt to the greensですが、同義の言葉を調べてみました。

feeling sad or downhearted; down in the dumps

「悲しい、あるいは落胆している。ごみ捨て場に沈んだようだ」といった感じでしょうか。
日本語ではしおれる様子でしたが、英語ではdown、沈んで、となるようです。
なんとなく表現している状態は同じですが、日本語よりも打ちのめされている印象を受けますね。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
病気になった時に思わず使ってしまいそうですが、それは誤用。
私は勉強になりました。
青菜に塩、ぜひ英語の豆知識と一緒に使ってみてくださいね。