カフェ勉、ノマドワークしてる奴目障り。と言われないためのマナー5つ

カフェ勉

いわゆる「カフェ勉」「ノマドワーク」してる人、結構いますよね。

僕もその中の一人です。

このブログを書く時に自宅では集中できなくて、近所のドトールとかマクドとかに行ってコーヒーを買って、一気にガーッと書き上げる事がしばしばあります。

一方で「カフェ勉」「ノマドワーク」的なカフェの利用の仕方について、批判的な意見があることも承知しています。

僕自身はカフェ勉というかノマドワーク的なことをやっている派=肯定派なので、批判の意見が大多数になってやりづらくなるのはやっぱり避けたいところです。

迷惑だと思っている方に対して「喧嘩上等」とか言うつもりは毛頭ないですし、でも批判されたからといって自粛するつもりもなく、出来れば否定派、肯定派、そしてお店側、お互いが気持ちよくカフェ(あるいはファミレスやファストフード店なども含む)を利用できる道を模索していきたいと考えています。

なので

「なぜカフェ勉、ノマドワークをするのか。」

そして

「なぜ批判されるのか。」

双方の意見をリサーチ&シンキングした上で、カフェ勉、ノマドワークを行う上で配慮できる・すべきポイント=マナーを5つ、ここで提案させていただきます。

なぜカフェ勉、ノマドワークをするのか。5つのメリット

まずは肯定派の意見。

【カフェ勉 メリット】などで検索上位のサイトを見てまわりピックアップ出来たメリットを集約すると、おおむね以下の5つとなります。

  • 気を逸らすものがない。
  • 程よい雑音、程よい人の目が集中力を上げる
  • リラックスして取り組める
  • お金を払った分だけモチベーションが高くなる
  • 制限時間による処理能力のアップ

どれも肯定派の僕的には「わかるわかる」というものばかりです。

このようなメリットがあるからこそカフェ勉がやめられないのです。

●気を逸らすものがない。

自宅にはテレビやマンガ、ベッドなど、気を逸らす誘惑が山のようにあります。

ちょっとでも集中力が途切れるとついつい気分転換のつもりでマンガを読み始めてそのまま戻ってこれない。なんて事が多いにありえる訳ですが、カフェではそういう誘惑がないので目的の勉強や仕事を進めることが出来る。ということです。

●程よい雑音、程よい人の目が集中力を上げる

家で一人での勉強、作業は一見集中できそうですが、一度ダラケ始めると歯止めが聞きません。

逆に家族がいたり騒がしい環境。例えば隣で家族がテレビを見ている。なんて環境でもやっぱり集中力が削がれてしまいます。

適度に雑音があって、適度に人の目がある環境。がシャキッと身を引き締めて集中力を高めるのに効果がある。という事は科学的にも証明されています。

※ストックホルム大学Soderlund氏による研究「The effects of background white noise on memory performance in inattentive school children」など

そしてカフェの環境こそが、適度な雑音と人の目がある環境として結構理想的なのです。

ちなみに勉強できる公共の場所として図書館を思いつく方も多いと思われますが、図書館は静かすぎてかえって落ち着かない。という意見も多く(僕もそう思います)やっぱりカフェ勉が一番集中できると思うのです。

●リラックスして取り組める

程よい雑音、程よい人の目、に加えてコーヒーの香りなど、カフェにはリラックスして過ごせる環境が整っています。

適度なリラックスが作業パフォーマンスを上げるのは誰しも経験があるでしょう。

●お金を払った分だけモチベーションが高くなる

例えばコーヒー1杯でもお金を払ってその席に着いたからには、当初の目的(勉強や仕事など)を果たさないと(元を取らないと)もったいない。何をしに来たのかわからなくなる。という意識が働くので、普段よりモチベーション高く取り組むことが出来る。という効果があります。

●制限時間による処理能力のアップ

例えば営業時間や、店員さんの目や、パソコンやスマホのバッテリー切れなど、カフェ勉にはいくつか制限時間たりうる要素がありますが、これがかえって脳の処理能力をアップさせるのに一役買っている可能性があります。

脳神経外科医、築山 節氏著『脳が冴える15の習慣』でも

脳の基本回転数をあげるには、時間の制約が必要です。90分なら90分という時間の制約が先に与えられているから、その時間内にあれだけの問題が解けるわけです。

と言われており、時間制約の効果はあなどれません。

もう1つ、これは僕の持論ですが、自分で設定した制限時間より、周りの要因から強制的に決められた制限時間の方が処理能力アップの効果は格段に高いと思います。

自分で決めた制限時間は、もし守れなかった場合でも「時間の設定を誤ったな」とかなんとか言い訳が立ちますが、強制的に決められた制限時間は言い訳が効かないので、その時間内でどうにかしないといけない。という意識がより高まります。

話は戻ってカフェ勉においても、例えば営業時間や、店員さんの目や、パソコンやスマホのバッテリー切れなど、強制的に決まってしまう制限時間がある(場合が多い)ので、脳の処理能力がアップして勉強や作業がはかどる。という効果があります。

なぜカフェ勉、ノマドワークが批判されるのか。3つの意見

次に否定派の意見。

【カフェ勉 迷惑】【カフェで勉強するやつ】などで検索上位のサイトを見てまわりピックアップ出来た意見はおおむね以下の3つとなります。

  • 混雑した店内で長時間居座るのはいかがなものか
  • 消しカスを飛ばすな落とすな
  • そもそもなんでわざわざカフェ勉?

●混雑した店内で長時間居座るのはいかがなものか

特に繁華街や人気のスポット、往来の多い場所にあるカフェほど席はいつも埋まっていて入りたくても入れない。という場面が多いものです。

そんな場面で参考書やパソコンなどを広げている人を見ると

「あいつは何をしているんだ!?」

と思ってしまうのもまあ分かります。

カフェ勉=長時間いる人=混雑した店内なのに配慮が足らない=あいつのせいで入れない!

とまあだいたいこんな解釈でイラッとしてしまうのだと思います。

思うに、本当はカフェ勉をしていなくても、例えばおしゃべりとか、読書とか、長時間居座る方は他にもいらっしゃるはずですが、カフェ勉などは「悪目立ち」しているんです。

実際にカフェ勉は長居(だいたい数時間)していますので、弁解のしようもないのです。

●消しカスを飛ばすな落とすな

飲食の場で消しゴムのカスを床に落とすなどマナー違反もはなはだしい。

飛んできたりするかもしれないから止めてほしい。

たしかに食事している横で消しカスを盛大に飛ばされるような真似をされたら「何してくれんねん!」という気持ちにもなりますよね。

●そもそもなんでわざわざカフェ勉?

そもそもなんでわざわざカフェで勉強、仕事をするのか。その必要性が感じられない。という意見が多いです。

上記2つの意見も含めて、否定派の意見を集約するとつまりそういうことなんですね。

自宅や図書館、自習室等、勉強のためのスペースがあるのに何故?

カフェはリラックスする場所。休息を取るための場所。コーヒーや食事を楽しむ場所。

いわば「オフタイム」を過ごす場所のはず。

そこで勉強や仕事、いわゆる「オンタイム」な事を行うのはいかがなものか。

その本来の目的と逸脱してはいないか?

という意見です。

もっとはっきり

「目障りだからやめてくれ」

という意見もありました。

「オフタイム」の場所で「オンタイム」な事をされるのが目障りだからやめてほしい。

ということですね。

お店側はどう思っているのか。

前述の肯定派、否定派の意見はどちらもお店を利用するお客としての意見でした。

ではお店側はどう考えているのでしょうか。

サイトを見て回って目についた意見としては

  • 利益、回転率について
  • マナーについて
  • お店としての方針

という3点に集約できます。

●利益、回転率について

お店側にとって一番重要なのは売上、利益です。

そして売上を左右する要因の一つに回転率があります。

空いている時であれば問題ないですが、ランチ時など混雑する時間帯に勉強などで席が埋まっていると、本来想定している回転率より低くなり売上が落ちる。

これは由々しき問題です。

逆に空いている時間帯では、いくらかでも人がいた方が活気に繋がるためいてもらってかまわない。人の気配が人を呼ぶのでむしろ歓迎する。という声もあります。

●マナーについて

例えば消しカス問題など、マナーが悪いのはやっぱり迷惑。

という声は当然のものとしてあります。

またマナー違反の例として

  • 注文しない
  • 団体で来て話し声がうるさい
  • 場所を広く取りすぎ(4人卓に1人で座って参考書を広げる等)
  • コーヒー1杯で半日居座るのは長居過ぎ

等々の意見が見受けられました。

カフェ勉に限った話ではないにしても、カフェ勉が悪目立ちしているので一例として取り上げられやすいのだと思われます。

●お店としての方針

上記2点を踏まえて、お店としてはどういう方針でいくのか。

というところでは、お店によって様々です。

  1. 「勉強は禁止」の張り紙を貼るなど全面禁止のお店
  2. 混雑時には遠慮してほしいのでコアタイムのみ禁止としているお店
  3. 店側としての表明は特になし。
  4. カフェ勉容認のお店。電源やWi-Fiなどの設備を開放している場合も
  5. カフェ勉、ノマドワークを主用途として位置付けているコワーキングカフェ等

1全面禁止のお店や2コアタイム時禁止のお店でカフェ勉を行うのは論外ですし、逆にカフェ勉を主目的としているお店で批判を受ける筋合いはないのですが、問題は

3・店側としての表明は特になし。

4・カフェ勉容認のお店。

が肯定否定入り混じるグレーゾーンで、しかもこのゾーンのお店が世間の大多数だということです。

例えばスターバックスではブランド戦略として「サードプレイス」というコンセプトを打ち出しており、これは「自宅と会社の間の、第三の場所」という意味で、解釈によって勉強仕事どうぞご自由に。という風にも取れ、実際にそうした利用をされている風景がスタバの印象としてあるのですが、一方で長居する客が多すぎて回転率が悪いため「勉強禁止」の表明をした店舗もあり、スタバの利用方法という議論に一石を投じたことがありました。

またマクドナルドも電源を開放している席や、独自の無料Wi-Fiサービス「マクドナルドFREE Wi-Fi」を提供するなど、一見長居やカフェ勉等を容認しているかに見えますが、一方で注意を受けたり禁止にされたりといった店舗もあり、店舗全体での一様の対応ではないようです。

こうしてみると、つまりはやっぱり

「長居も勉強もいいけど、混雑時やマナー違反など、店の利益を損ねそうなら排除する。」

といったところで、利用する我々の配慮にゆだねられているところが大きいようです。

カフェ勉、ノワドワークを行うためのマナー5つ

カフェ勉肯定派からすれば集中力アップ、モチベーションアップなどの理由があり。

反対派からすれば「オフの場で目障りだから止めてほしい」という意見があり。

お店的にはマナーや配慮を意識してもらいつつも利用してもらいたい。という思惑があり。

お互いが気持ちよくできるためには、カフェ勉肯定派の配慮、マナーを意識する必要はあるのかなと思います。

そこでまとめとして、カフェ勉、ノワドワークを行うための(最低限の)マナーを5つ提案させていただきます。

  • 公共の場所であることをわきまえる
  • 店員さんからの注意は素直に聞き入れる
  • 混雑したお店ではやらない。目安は8割。
  • 混雑したらやめる。目安は8割。
  • 長居するなら追加オーダーを。コーヒー1杯2時間まで。

●公共の場所であることをわきまえる

人の目があることがカフェ勉のメリットでもありますが、その人の目が自分をどう見ているか。といったところに少しは気を配るべきです。

消しカスはまとめておく。

不当に場所を占拠しすぎていないか。

イヤホンからの音漏れはないか。

否定的な人からしたらそもそもカフェ勉そのものが目障りな存在だと思われているのですが、そこを少しでも穏便に、迷惑がかからないように配慮をする価値は翻ってカフェ勉をやる側の居心地にも繋がります。

●店員さんからの注意は素直に聞き入れる

勉強の中止や席の交代など、お店側からなにか言われたら素直に聞き入れるべきです。

そもそもお店側から何かを言ってくることなどそうそうない事ですし、何かを言ってくるというのは、既に由々しき事態だから言ってくるのです。

●混雑したお店ではやらない。目安は8割。

混雑したお店でのカフェ勉はやっぱり配慮に欠けると思われても仕方がないと思われます。

カフェ勉肯定派の僕でも、満席で混雑している中で勉強している人を見たら「何してんねん」と思ってしまいます。

目安は8割です。空席が2割を切っている混雑したお店では控えましょう。

●混雑したらやめる。目安は8割。

入店時には空いていても、時間が経てば混雑してくることだって当然あります。

空席が2割を切ったら速やかに退席。空席がまだある内に席を譲るのがスマートというものです。

●長居するなら追加オーダーを。コーヒー1杯2時間まで。

いくら空いていたとしても、コーヒー1杯でいつまでも居座られてはお店的には困ったお客さんです。

そういう人が増えると「勉強禁止」の張り紙を貼らざるを得なくなるのです。

長居するならそれなりの対価を支払うのが本来の筋というもの。良いお客さんでありたいものです。

※※※※※

人の迷惑顧みず。とまでいかないにしても、意見の相違で快く思われないことはなくならないものです。

でもなくならないにしても、少しの配慮でお互いの居心地をよくすることは出来ると思います。

配慮のできる人はスマートでかっこいいと感じますし、そういう人になりたい。と思います。