真夜中の大人の見世物小屋!サディスティックサーカス2017春を観てきた!

サディスティックサーカス2017春

以前より噂だけ聞いていて観たい観たいと思っていた「サディスティックサーカス」をついに観てきました。

禁断のサーカス

真夜中の見世物小屋

大人のトラウマ

と煽情的なキャッチコピーが踊るショーイベントですが、確かに大人向けの刺激的なイベントでした。そして世界の広さを改めて知った良い時間でした。

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15年続く好奇心とフェティッシュが渦巻く真夜中の見世物小屋

「サディステックサーカス」は銀座に拠点を構える画廊「ヴァニラ画廊」が2002年より開催しているイベントです。

「真夜中の大人の見世物小屋」を標榜するこのイベントは、超人的、刺激的、個性的、豪華絢爛、魑魅魍魎、圧倒的なパフォーマーが世界中から集められて、一夜限りのアンダーグラウンドなショーが真夜中から朝まで繰り広げられます。

エンターテイメントからアート色の強いものまで、繰り広げられるパフォーマンンスの数々は幅が広いですが、そこは一筋縄でいかないのがこのイベント。

目が釘付けになるような煌びやかなダンスパフォーマンスから、目を覆いたくなるような「痛い!」パフォーマンスまで。

大爆笑から悲鳴まで、とにもかくにも終始刺激的で過激、圧倒されっぱなしです。

およそ年に1、2回ペースで開催されてきたこのイベントの2017年度春開催の回が4月22日(土)深夜23時から夜明けまで新宿FACEにて行われました。

プロレスリングのステージと古いサーカスの垂れ幕

会場は中央にロープのはずされたプロレスリングが鎮座し、その周囲をぐるりと観客席が囲んでいます。座席は満席。

会場壁面にはアメリカの古いサーカス、見世物小屋の垂れ幕がかかっていますが、その絵柄のかもす雰囲気や描かれたモチーフ(剣を呑む女性など)がそこはかとなくうすら怖いです。

会場のアテンドは銀座のフェティッシュバーからやって来たボンテージに身を包んだ女性たち。かっこよくて可愛くて素敵で、開演するまでずっと見てました。

深夜23時、活弁士山田広野の口上を皮切りに開演です。

伝統芸から最果ての技まで、パフォーマンスレビュー

全編撮影等一切禁止のため、文章だけでほとんど伝わらないのを覚悟の上で、衝撃的だったパフォーマンスの数々をレビューしていきます。

アメリカの見世物小屋集団・スクイドリングブラザーズ

テレビもない時代、ライブパフォーマンスがエンターテイメントの王道だった頃から続くアメリカの見世物興行「サイドショー」その伝統芸もとい驚異的な技の数々を受け継いでいるのがスクイドリングブラザーズです。

日本の見世物小屋興行にも通じるその世界観は「見てはいけない」「恐怖」を押し出したもの。

ピエロのリーダーが赤鼻を五寸釘で自らの鼻に打ち付けるパフォーマンスからはじまって、剣を呑み、ガラス破片を裸足で踏み、鼻から口に管を通し、まぶたにフックを引っかけ錘を振り回し、とにかく「痛い!」パフォーマンスを次々と繰り広げていきます。

最後のトリは全身に自ら針を貫通させていくパフォーマンスで会場全体が悲鳴に包まれて幕を閉じました。

最初のパフォーマーがいきなりこれで、これから先どうなっていくのか、期待と疲労に胸が躍ります。

二丁目のラスベガス・おベガス!

オネエダンサー、ローラースケーター、ドラァグクイーン、Pカップアクターなどなど、個性的なパフォーマーが集結したダンスパフォーマンス集団「おベガス!」の豪華絢爛なのに昭和の香りがする歌謡ダンスショーは、キレキレでかっこ可愛かったです。そして大爆笑でした。

リーダーのオネエダンサーYASHU-CHINが歌った「私のお尻は遊園地~」が最高過ぎです。

3Kミュージカル・ゴキブリコンビナート

キツイ、キタナイ、キケンの3Kミュージカルを掲げるゲテモノ劇団ゴキブリコンビナートは某国民的アイドルの打倒を目指すBBG48(分倍河原48)と男性アイドルユニット「ツタンカーメン」のガチ乱闘で開始即出演者全員疲労困憊でフラフラになる絶叫カオス意味不明謎展開でずっと笑いっぱなしでした。ひどかったなあ(すごい誉め言葉)

電光石火の美しき緊縛・龍崎飛鳥

京都のカリスマ女王として君臨する龍崎飛鳥女史の繰り広げる緊縛ショーは脅威のスピードでパートナーを縛り上げていく動きの様も美しく、ついに吊り上げられた緊縛姿も芸術的な仕上がりでした。

縄の食い込む姿、パートナーの浮かべる表情など、息を飲む美しさに目を釘付けにされました。

早乙女宏美

にっかつ女優として活躍して以降、女優、著述家、パフォーマーとして活動を続ける早乙女女史が魅せたパフォーマンスは日本が世界に名を轟かす様式美「切腹」

情念を感じさせる舞踊の最後に短刀を腹に突き立て真一文字に引き倒れる姿を演じた脅威のパフォーマンスに会場は静寂に包まれた後、割れんばかりの拍手が起こりました。

なぜその道に進んだのか。人の道は広く深く果てしない

およそ6時間超に渡って繰り広げられたパフォーマンスの数々はどれも刺激的で圧倒的で驚異的で、突き抜けていて感動的でした。

なぜその道に進んだんだろう

その道を突き進む原動力はどこにあるんだろう

普段目にしない世界を覗き見た浅はかな自分が感じた素朴な興味です。

まだまだ知らない世界が広く深く果てしなく広がっていて、ものすごい人がいると改めて思い知らされた夜でした。

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