ロードバイクのディレイラーの調整方法(リア・フロント)【超初心者向け・写真で解説】

リアスプロケットとディレイラー

先日STIレバーを交換(シマノの8速2300→クラリスへの交換)したので、合わせてディレイラーの調整も行いました。

色々サイトや参考書を見ながら行ったのですが、ディレイラー調整超初心者な僕には説明不足な部分も多々あって理解に時間がかかりながらやっとのことでなんとかやり遂げることができました。

そんな経緯から、僕が理解に時間がかかったポイントを中心に、ディレイラー調整のポイントをシェアします。

分かっている人からしたら鼻で笑われるレベルかもしれない【超初心者向け】の内容です。

※ロードバイクの走行性能に大きく関わる作業です。もし上手くいかないようなら、もしくは自信がない場合はショップにお願いした方が絶対に良いです。怪我する前に。
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シフトケーブルの長さに注意

STIレバーを購入するとシフトケーブルが同梱されていますが、前後用2本の長さが違います。

うっかり長い方をフロント用に使ってしまうとリア用が長さが足りなくなります。

なので、先に長さを確認して長い方がリア用、短い方がフロント用。としてください。

どっちがハイでどっちがローなのか

僕が何より混乱したのが

「どっちがハイで、どっちがローなのか?」

という位置関係についてでした。

作業工程の中には「ローにしてから進める」みたいな工程が数回登場しますので、

「どっちがローで、どっちがハイ?」

を間違えないように理解しておく必要があります。

また、サイトや参考書によって、あるいは同じ記事中でも

・ハイ、トップ、アウター

・ロー、ダウン、インナー

と違う呼び方で説明される事も多いです。

でも、これが超基本事項すぎてあまりどこにも、改めて説明されてないんですよね。

そして、僕が一番つまづいたのがこのどっち側?問題でした。

なので、この記事では一番のボリュームを「どっちがローで、どっちがハイ?」の説明に割いています。

リアスプロケット

リアスプロケット解説

後輪についている歯車(リアスプロケット)は

外側の小さい歯車がハイ、トップ、アウター

内側の大きい歯車がロー、ダウン、インナー

です。

リアディレイラー

リアディレイラー解説

後輪の変速機(リアディレイラー)にある2つのネジはディレイラーの動く幅を調整するネジです。

上側のネジがハイ、トップ、アウター側の調整ネジ

下側のネジがロー、ダウン、インナー側の調整ネジ

です。

上下に「H・L」の刻印があるのでわかりやすいです。

リア側(右側)のSTIレバー

右STIレバー解説

右側のSTIレバーでリアディレイラーを操作します。

小レバーを操作するとハイ側に変速します。(シフトアップ)

大レバー(ブレーキレバー)を操作するとロー側に変速します(シフトダウン)

ギアの現在値を表すインジケータ

右STIレバーインジケータ解説

インジケータは左に振れるほどハイ側

インジケータが右に振れるほどロー側

フロントギア

フロントギア解説

ペダル側に付いている歯車(フロントギア)は

外側の大きい歯車がハイ、トップ、アウター

内側の小さい歯車がロー、ダウン、インナー

です。

フロントディレイラー

フロントディレイラー解説

前側、シートチューブに設置されている変速機(フロントディレイラー)にある2つの調整ネジは

上側のネジがハイ、トップ、アウター側の調整ネジ

下側のネジがロー、ダウン、インナー側の調整ネジ

です。

フロント側(左側)のSTIレバー

左STIレバー解説

左側のSTIレバーでフロントディレイラーを操作します。

大レバー(ブレーキレバー)を操作するとハイ側に変速します(シフトアップ)

小レバーを操作するとロー側に変速します(シフトダウン)

ギアの現在値を表すインジケータ

左STIレバーインジケータ解説

インジケータは左に振れるとハイ側

インジケータが右に振れるとロー側

STIレバーにシフトケーブルを通す時の注意点

STIレバーにシフトケーブルを通すには、左右どちらのレバーもブレーキレバーを握って左右に貫通している穴に外側からケーブルを通します。

この時に気を付けるポイントですが、

右STIレバーケーブル通し解説

右側(リア側)のSTIレバーはハイ側(インジケータが左側に振り切れている状態)にしてからケーブルを通す。

左STIレバーケーブル通し解説

左側(フロント側)のSTIレバーはロー側(インジケータが右側に振れている状態)にしてからケーブルを通す。

するとケーブルがレバーの内部深くまで入り込みタイコ(ケーブル末端の金属片)が食い込むようになります。

こうしないとシフトチェンジが出来ません。

ディレイラーの調整の手順

フロント、リア、共にディレイラー調整の手順は同じです。

1・リミット位置を調整する(リアはアウターから、フロントはインナーから)

2・指で押して反対側のリミット位置を調整する(リアはインナー側、フロントはアウター側)

3・ケーブルを張って固定する

4・クランクを回しながらSTIレバーを操作して変速が正しく行えるか確認する

ケーブルを張ってない状態では、バネの力によって自然に

・リアディレイラーはハイ側、アウターにチェーンが通っている状態になります。

・フロントディレイラーはロー側、インナーにチェーンが通っている状態になります。

まずは何も力が加わっていない状態でリミット位置(ディレイラーがどこまで動くか)の片方を調整ネジを回して決めてしまいます。

次にディレイラーを指で押して反対側の状態にして様子を見ながらもう片方のリミット位置も決めます。

ここまで出来たらディレイラー調整はほぼ完了です。

最後にケーブルを張って固定したら、実際にSTIレバーを操作してきちんと変速できるか確認します。

リアディレイラーの調整方法

まずリアディレイラーの調整ネジの動きについて確認します。

リアディレイラー上ネジ調整解説

上側のネジがハイ、トップ、アウター側の調整ネジです。

時計廻りにネジを回すとディレイラーが内側に動きます。

反時計廻りにネジを回すとディレイラーが外側に動きます。

リアディレイラー下ネジ調整解説

下側のネジがロー、ダウン、インナー側の調整ネジです。

時計廻りにネジを回すとディレイラーが外側に動きます。

反時計廻りにネジを回すとディレイラーが内側に動きます。

リアディレイラーの調整手順は

1・ハイ側、アウターのリミットを調整する

2・ロー側、インナーのリミットを調整する

3・ケーブルを張って固定する

4・クランクを回しながらSTIレバーを操作して変速が正しく行えるか確認する

となります。

リアディレイラーはケーブルが張っていない状態ではバネの力でハイ側(アウター側)になっています。

なので、まずはディレイラーの上側のネジを回してハイ側(アウター側)のリミットを調整します。

適切なリミット位置について、アウターギアの外側のラインに合わせる。と言われていますが、僕には正直どのあたりが適切なラインか見た目で判断できませんでした。

なので替わりに取った方法として、位置をだいたい合わせたら手でクランクを回してみてチェーンが擦ってないか、音鳴りがしないか確認して調整していき位置を合わせました。

この方法で問題なく調整が完了できます。

アウター側のリミット位置が調整出来たら、次にインナー側のリミット位置を調整します。

インナー側の位置を合わせるには、ディレイラーを指で押してください。クランクを回しながらの方が動かしやすいかもしれません。

指でディレイラーを押してインナー側の位置を見て、調整が必要ならネジをまわして、また指で押して位置を見て・・・を繰り返して位置を合わせていきます。

インナーの適正位置も、クランクをまわしてみて音鳴りがしないか、擦っていないかを確認する事で合わせればOKです。

アウター、インナー両方のリミット位置が決まったらディレイラー調整はほぼ完了です。

あとはシフトケーブルを通して固定してSTIレバーでちゃんと操作できるか確認するだけです。

ケーブルを張る際は結構強めにひっぱって固定します。

ケーブルのたるみや伸びが操作不良の原因になるためです。

人によってはペンチでつかんでひっぱるやり方をしているそうです(でもケーブルが傷むのでそれはやりすぎ。という意見も聞きます)

最後に余ったケーブルをケーブルカッターで切断してケーブルキャップを着けて、リアディレイラーの調整は完了です。

フロントディレイラーの調整方法

まずフロントディレイラーの調整ネジの動きについて確認します。

フロントディレイラー上ネジ調整解説

上側のネジがハイ、トップ、アウター側の調整ネジです。

時計廻りにネジを回すとディレイラーが内側に動きます。

反時計廻りにネジを回すとディレイラーが外側に動きます。

フロントディレイラー下ネジ調整解説

下側のネジがロー、ダウン、インナー側の調整ネジです。

時計廻りにネジを回すとディレイラーが外側に動きます。

反時計廻りにネジを回すとディレイラーが内側に動きます。

フロントディレイラーの調整手順は

1・ロー側、インナーのリミットを調整する

2・ハイ側、アウターのリミットを調整する

3・ケーブルを張って固定する

4・クランクを回しながらSTIレバーを操作して変速が正しく行えるか確認する

となります。

フロントディレイラーはケーブルが張っていない状態ではバネの力でロー側(インナー側)になっています。

なので、まずはディレイラーの上側のネジを回してロー側(インナー側)のリミットを調整します。

適切なリミット位置について、僕には正直どのあたりが適切なラインか見た目で判断できませんでした。

なので替わりに取った方法として、位置をだいたい合わせたら手でクランクを回してみてチェーンが擦ってないか、音鳴りがしないか確認して調整していき位置を合わせました。

この方法で問題なく調整が完了できました。

インナー側のリミット位置が調整出来たら、次にアウター側のリミット位置を調整します。

アウター側の位置を合わせるには、ディレイラーを指で押してください。クランクを回しながらの方が動かしやすいかもしれません。

指でディレイラーを押してアウター側の位置を見て、調整が必要ならネジをまわして、また指で押して位置を見て・・・を繰り返して位置を合わせていきます。

インナーの適正位置も、クランクをまわしてみて音鳴りがしないか、擦っていないかを確認する事で合わせればOKです。

アウター、インナー両方のリミット位置が決まったらディレイラー調整はほぼ完了です。
あとはシフトケーブルを通して固定してSTIレバーでちゃんと操作できるか確認するだけです。

ケーブルを張る際は結構強めにひっぱって固定します。

ケーブルのたるみや伸びが操作不良の原因になるためです。

人によってはペンチでつかんでひっぱるやり方をしているそうです(でもケーブルが傷むのでそれはやりすぎ。という意見も聞きます)

最後に余ったケーブルをケーブルカッターで切断してケーブルキャップを着けて、フロントディレイラーの調整は完了です。

まとめ

ディレイラー調整はロードバイクの調整項目の中でも屈指のハードルが高い項目だと思います。

僕も何度かチャレンジしては上手くいかなくてショップに持ち込んで直してもらった経験をしています。

ですが、やり方を整理して理解して、一歩ずつポイントを押さえていけばきっと出来るようになります。

ディレイラー調整が出来るようになったら、なんかロードバイク乗りとして一段ステップアップした気分になれますよ。

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