警視庁災害対策課発信の「水漬けパスタ」は本当に節約できて美味しいのか?検証

パスタを水に漬けてすぐの状態

警視庁災害対策課がツイートした「水漬けパスタ」が話題になっています。

ガス、電気、水の節約が出来るレシピなので災害時に役に立つという趣旨のツイートでした。

本当に出来るのか?美味しく食べられるのか?簡単なのか?節約できるのか?

と興味がわいたので、実際にやってみましたよっと。

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発端のツイートを読み込む

警視庁のツイート

まず最初に、今回の検証記事の発端になったツイートを紹介します。

ツイート主は「警視庁警備部災害対策課」

災害時など、ガス・電気・水の節約につながるイイ技です!

と言われるとおりならば、確かにイイ技ですね。

歯応えよく、想像以上の美味しさでした(喜)

と締められているので、味にも期待が持てます。

肝心のレシピは

パスタを4時間水に漬けた後、茹でずに、薄切りしたハムとタマネギ、ケチャップで1分炒めてナポリタンに。

どうやら水でパスタをふやかすのが最大の特徴で、後は普通の調理方法でOKのようです。

水に漬けて経過観察する

水とパスタ

今回の検証には、家に半袋分余っていたパスタ(標準タイプ1.6mm)を使いました。

水に漬けるための容器がパスタの長さに合う大きさがなかったので、パスタを半分に折って漬けることにしました。

パスタを水に漬けてすぐの状態

水の量は適当です。充分浸かる量です。

ホコリが入らないようにフタをしてそのままリビングに放置しました。

1時間後・・・

パスタを水に漬けて1時間後

パスタを水に漬けて1時間後。

あきらかに水を吸って、色が白く、そして太くなっています。

水に漬けて1時間後のパスタ

フォークで持ち上げるとまだまだ固くて、少ししなる程度です。

指で1本つまんで折ってみたら「ペキッ」とした感触がありました。

まだまだ食べるには早すぎな印象ですが

「1時間でこんなに戻るなら4時間もかからないんじゃない?」

といった感想を持ちました。

そのままフタをしてさらに放置を続けます。

2時間後・・・

パスタを水に漬けて2時間後

近所のスーパーに買い物に行って(レトルトのミートソースを買ってきた)

1時間経ったのでまた様子を見ます。

水漬け開始から2時間後の状態です。

1時間前よりもさらに水を吸って太くなっています。

長さも長くなっています。

水に漬けて2時間後のパスタ

フォークで持ち上げたら、もうかなり良い感じに“くたっ”となっている様子が見て取れます。

1本指でつまんで折ってみましたが、もう芯も残っておらず、折れるというよりちぎれる感じです。

これはもしかしてもう食べ頃なんじゃないか?

と思い、半分だけ取り出して、残り半分は引き続き水に漬けて観察を続行することにしました。

先に結論を書きますが、2時間の時点でもうしっかり食べ頃を迎えていました。

なんなら2時間でもちょっと食べ頃を過ぎていたかもしれません。

3時間後・・・

パスタを水に漬けて3時間後

2時間目のパスタを調理試食したりなんやかんやしている内にまた1時間経ちました。

水に漬けて3時間目のパスタはどうなっているのか。

2時間目と比べて、もうそれほど違いは無い様に感じます。

少しさらに太く長くなったかな?

水に漬けて3時間後のパスタ

持ち上げた感じも折った感じももうほとんど違いはありません。

おそらく、吸えるだけ水分を吸って限界値に達してしまったのではないかと思われます。

警視庁災害対策課のツイートでは

パスタを4時間水に漬けた後~

とありましたが、今回はもう変化無し。として4時間を待たずに全て引き上げて食べてしまうことにしました。

電気・ガス・水の節約。という観点からの感想

通常のパスタの調理方法は、大き目の鍋に大量の水を沸かして塩を入れてパスタを茹でます。

水が数リットル。電気あるいはガスの使用量も結構かかります。

対して今回挑戦している「水漬けパスタ」は水の量がコップ1杯強。

ただ放置しているだけなので現時点では電気ガス一切使っていません。

唯一、時間は通常よりかなりかかっていますが、といっても放置していてその間全く別の事が出来ますので、気にならない、手間にならない、無駄がない。です。

水漬けパスタ、節約の観点からはかなり有効な技だと感じています。

~まとめ~
・水戻しは1時間だと短すぎ。2時間でOK。むしろ2時間は漬けすぎ
・3時間漬けてももうほとんど変わらない
・水は少ししか使わない。電気ガスは一切使わない。
・節約ワザとしてはかなり使える技だと実証できた。

水漬けパスタを調理・実食してみる

節約の観点からはかなり使える技だということがわかった「水漬けパスタ」ですが、美味しく食べられなければがっかりです。

警視庁災害対策課のツイートではハム、タマネギ、ケチャップと一緒に炒めてナポリタンを作っていましたが、僕は今回さらに手間を省くべくレトルトのミートソースを使って調理実食してみました。

調理パターンは3つ。それぞれご紹介します。

1・水から出したパスタをそのまま食べる

2時間後のパスタにミートソースをかけて

もし災害時にこのパスタを食べるなら、一番助かるのは火を一切使わずに食べられることだろう。

と考えて、まずは一切調理せずに食べてみることにしました。

未調理水漬けパスタのレシピ
・2時間水に漬けたパスタを皿に取る
・レトルトのミートソース(未加熱)をかける

最初に言っちゃいます。不味いです。

すごく良く言って「伸びた冷製パスタ」ですが、

なんか粉っぽさがあって、もちゃもちゃした食感です。

パスタというよりグルテン。

2口ほど食べましたが「もう無理」となりました。

なので、残りを使って2パターン目を作ることに・・・

2・ミートソースと和えて炒めパスタ

2時間後のパストをミートソースと合わせて炒めた

先の冷製パスタの時に混ぜてしまったパスタとミートソースですが、やっぱり火を通せばいくらか食べられるものになるんじゃないか。という目論見で作ったのがこの2パターン目。

レシピ
・パスタとミートソースを和えて炒める。

冷製パスタと比べるとだいぶ食べられるものが出来ました。

ギリギリ、パスタと名乗っても許せるレベル。

でも、普通のパスタからすると失敗レベルです。

歯応えはあるけどコシは無し。

美味いか不味いかでいうと不味い。

3・オイルで炒めパスタ

3時間後のパスタをオイルで炒めた

先の2レシピが散々だったのでどうしようかと考えて最後に作ったのが、一番マトモなレシピでした。

炒めパスタのレシピ
1・オリーブオイル(無ければサラダ油でもなんでもOK)でパスタだけ炒める。
2・パスタに火が通ったらミートソースを適量足してさらに火を通す。
  ミートソースが暖まったら皿に取る
3・残りのミートソース(未加熱)をかける。完成

油を使うだけでこんなに結果が変わるのか!と驚きました。

これは普通に美味しいです。全然普段から食べられるレベル。

レシピ3番でも通常のパスタの調理方法と比べて電気ガス水の使用量は圧倒的に少ないです。

災害時を想定するならば、火はカセットコンロで代用することになると思いますが、調理時間はおおよそ1~2分程度なので、ガス使用量はわずかで済みます。

結論:水漬けパスタは美味しくて節約も出来るイイ技です。

おそらく警視庁災害対策課のツイートでもこれの事を言っていたんだろうなあ。と思いながら美味しく完食しました。ごちそうさまでした。

~まとめ~
・美味しく食べるなら、最初にパスタだけ炒めること
・油は偉大。油の有り無しで美味しさが全然変わる
・調理方法次第でしっかり美味しく食べられる。節約も出来る。
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