うつ病発症。いつの間にかどえらい事になってました。発症当時の状況とは

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※この体験記は個人の主観に基づいて書いています。医学的な情報などはなるべく正確を期す様に心掛けておりますが、あくまで個人の体験談として読まれるようお願いします。

2004年の下旬。僕はいつの間にか「うつ病」に掛かっていました。

気付いた時には既に手遅れというか、もう自分では全くコントロールできない状態で、気持ちは塞ぎ、身体にも異常が出ていました。

「うつ病」という病気の存在や症状はなんとなく知っていましたが、まさか自分がなるとは全く思っておらず、はじめのうちは

「まさか~」と毎日シンドいのを隠して仕事をしていましたが、そのうち

「ヤバイヤバイヤバイ・・・・」と完全に身の危険を感じる状態(死の予感すら感じる状態)にまで急降下しており、いつの間にかどえらい事になっていました。

そんな、僕がうつ病を発症した当時の状況について書きます。

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仕事がめちゃめちゃ忙しくて不規則

当時、僕は某イベント制作系の会社で働いていました。

社員数は多くないですが、誰もが知る超大手有名企業のイベントを引き受けるような優秀な会社です。

元々は地元の地方で自営業を営んでいたんですが経営が芳しくなかったのと、自身のステップアップに繋がる事を期待して、一念発起で就職した会社でした。

中途採用で入って試用期間も終わり正式採用されてまだ間もない時期、ペーペーの僕にとって会社での日々は怒涛のごとくでした。

責任がないかわりにあらゆる雑用をこなし、覚えることも多く勉強の時間も確保し、朝は一番に出社して掃除をし、夜は毎晩社長のお供で接待の席に付きタクシーで帰宅し、ほとんど寝る間もなくまた出社する。という日々でした。

また、イベント業務の日は設営~リハーサル~本番~撤収~打ち上げ~と徹夜当たり前のスケジュールで動くので、生活が不規則にもなりました。

「大きな仕事がしたい」

「派手な仕事がしたい」

と当時は考えていて、その夢にいくらかでも近づけそうな仕事をしていると感じていたので、忙しく働いている自分は「カッコイイ」と思っていましたし「そんな自分が好き」とも思っていました。

引き下がれない、失敗できないプレッシャー

すでに結婚していた僕にとって、一番の悩みの種は「お金」の問題でした。

地元の地方で営んでいた自営業では思うように稼げておらず、当然ヨメからのプレッシャーも強く感じていました。

そんな状況を打破すべく打った一手が上京しての就職だったのです。

だから

「絶対結果を出さなければいけない」

「完璧にこなさなければいけない」

「失敗してはいけない」

「引き下がれない」

今にして思えば・・・・・

自分の中で過度にプレッシャーを感じ、極度の緊張状態から抜け出すことが出来ずにいたんだと思います。

日々のストレス、休まることのない精神状態はペーペーだからこんなもんだろう。と思っていたので、心身の疲労について疑うことはありませんでした。

むしろ「まだまだイケるでしょ。こんなもんじゃないでしょ。」ぐらいに思ってました。

心の不調、身体の不調、いつの間にか発症

最初に「おかしい」と思ったのは、朝でした。

朝、ベッドから身体が起き上がりません。

「眠いもう5分・・・」とか「会社行きたくないなあ」みたいなよくある感じとは明らかに違う感覚でした。

まず一番の違いは、思考が定まらない。というところ。

「眠いもう5分・・・」とか「会社行きたくないなあ」みたいな感想が浮かぶ訳ではなく、ただただ身体がいうことをきかなくて重く、そして自分が今何を考えているのかがわからないというか、漠然とした不安に支配されている感じでした。

結局その日は会社を休んで丸一日寝込みました。

風邪じゃない。熱もない。よくわからないけどなんかダルい。

考えがまとまらない。なんかすごく不安。

これって何だ?

体調には波がある。そしてどんどん落ちていく

会社を休んだその日を境に・・・といった分かりやすい展開にはならず、たしか次の日は普通に出社して「昨日はすみませんでした~」とか言って普通に仕事をしていたように記憶しています。

それからもだいたいはこれまで通りに朝イチに出社して仕事して夜は接待してタクシーで帰る。といったサイクルで働いていました。

これまでと変わったところといえば、考えがまとまるまで今までより時間がかかるようになったのと、集中力が続かなくなったのと、特に仕事上でミス(主に凡ミス)が増えたことでした。

それでもはじめのうちは調子のよい日もあれば、調子の悪い日もあって、波がありました。

ミスをしても気にせず次に進んでいました。はじめのうちは。

いつの間にかうつ病

いつの間にか。本当に「いつの間にか」といった感じです。境目は今でもよくわかりません。

たぶん3カ月ぐらいの期間をかけて落ちて行ったんじゃないかと思いますが、気が付くと、もう明らかに自分は「異常だ」と認識できるほどにおかしくなっていました。

  • 思考がまとまらない
  • 不安感に支配されている
  • 気持ちが塞いで真っ暗
  • 味がしない
  • 音がうるさい
  • 身体が重い
  • 表情がなくなる
  • 寝られないし起きれない

この心身の異常がとにかく辛くて、身の危険を感じるレベル、死の予感を感じるレベルで「ヤバイ」と感じていました。

これ、たぶん、うつ病かもしれない・・・

生活を立て直すための一念発起で上京就職したはずでしたが、もう仕事とかお金とかそんなことを言ってられる状態ではありませんでした。

思考のまとまらない頭の中で

「ヤバイ」「ヤバイ」「ヤバイ」

の一言だけがぐるぐる渦を巻いていて、それ以外のことは一切考えられません。

病院でうつ病と診断される

病院(とりあえず心療内科)に行き

「うつ病ですね。辛かったでしょ。」

と言われて「やっぱりね」という感想と

「仕事どうしよう・・・」という不安

「病気ならしょうがないじゃん」という安堵

相反する思いを同時に持ちました。

こうして僕は医者からもお墨付きの「うつ病」患者となりました。

ここから6年。僕とうつ病の付き合いが続いていく訳ですが、その話はまた次の記事で。

→→→次の記事→→→

※※※目次※※※

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