お中元のマナー。のしの書き方と贈り方。

お中元を持つ女性の後ろ姿

夏のご挨拶として、日頃お世話になっている方に贈り物を贈るお中元。
感謝の気持ちを伝えるギフトですので、うっかりマナー違反をして相手様のご機嫌を損ねないためにも、今一度正しいマナーを知りましょう。

この記事では

  • お中元の熨斗(のし)の書き方
  • お中元の贈り方

についてまとめます。

お中元の熨斗(のし)の書き方

熨斗(のし)とは、特別な贈答品である事の証として付けるものです。

お中元は(お歳暮とセットで)半年に一度の感謝の気持ちを表す贈答品ですので、特別な気持ちが込められた贈り物であることを示すために、のしを付けて贈ります。

のしは赤白の花結びに熨斗付き

のし各部名称

のしには
・水引の結び方と色
・熨斗(右上に付く飾り)の有無
・表書き
の組み合わせでいくつかのパターンがあり、それぞれに相応しい用途があります。

お中元の場合は
赤白の水引を花結び(蝶結び)に結ぶ
熨斗(のし)を付ける
表書きは「お中元」「御中元」
とフォーマットが決まっています。

この形は「何度でも嬉しい縁起物」という意味が込められています。
お中元はお付き合いを続けていく中で毎年贈るものである事から、この形ののしを使う事になっています。

ただし例外として、贈答品が魚や肉などの生鮮食品の場合は熨斗(右上に付く飾り)を付けない。という習わしがあります。

表書きのマナー

表書きは「お中元」「御中元」が基本ですが、お中元の時期(一般的には7月15日まで。地域によって違います)を過ぎて贈る場合は
「暑中御見舞い」
さらに遅れて立秋(8月7日頃)を過ぎた場合は
「残暑御見舞い」
とします。

また、目上の方に対しては「見舞う」という言葉が失礼にあたる。という考え方もありますので
「暑中御伺」
「残暑御伺」
と書く方がより失礼がないでしょう。

持参なら外のし。発送なら内のし。

のしの掛け方には「外のし」「内のし」と2通りの掛け方があります。

のしが表に出ているのが「外のし」
のしの上から包装して隠してしまうのが「内のし」

という違いですが、どちらがお中元に相応しいか。というのは特にありません。

一般的には
持参する場合は「外のし」
配達してもらう場合は「内のし」
と言われています。

お中元の贈り方

お中元を持参する場合、宅配便で送る場合、どちらにもマナーがあります。
お相手の都合を考えて気持ち良く受け取っていただくための配慮をしましょう。

持参する場合のマナー

持参する場合は、先にお相手に連絡を取りご都合の良い日時を伺うようにしましょう。

もし事前にご連絡が取れずに急に訪問する場合には、玄関先で品物をお渡ししてすぐに失礼するようにします。

品物は風呂敷に包んで持参するのが正式ですが、百貨店やお店の紙袋でも問題ありません。

ご挨拶をしてから渡しますが、渡す際に風呂敷包みを解いて、お相手側にのしを向けて(のしの表書きが読める向きにして)手渡しします。

風呂敷包みではなく百貨店やお店の紙袋で持参する場合であっても、紙袋から出してお渡しします。

宅配便で送る場合のマナー

遠方であったり、お相手との都合がつかなかったりで、宅配で品物をお送りする場合も多いです。

宅配で送る場合は、品物が届く日よりも前に「送り状」を郵送します。

送り状には、日頃お世話になっている事への御礼と共に、お中元を送った事。届く日がいつであるか。を明記します。

送り状を送れなかった場合は代わりに電話で同じくお中元を送った事、届く日がいつであるかを伝えます。

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