ロードバイクのアヘッドステムの規格と5つのチェック項目まとめ

アヘッドステム

ロードバイクを構成するパーツの中でも
アヘッドステム
ライディングポジション、乗り心地にかなり影響する重要なパーツの1つです。
また、このパーツを交換するだけでバイクの見た目の印象も変わります。

そんなアヘッドステムですが、実はいくつかの規格(サイズ)が混在しているので、うっかり違う規格のものを購入してしまうと「まったく使えない!」という事も割とよくある話です。

また初心者泣かせなのが
規格についての表示、説明がほぼ無い!
という点です。
(アヘッドステムに限らずロードバイクのパーツにはよくある話ですが・・・)

かく言う自分が規格のことをよく知らずにムダな買い物をしてしまいました。

という訳で、この記事でアヘッドステムを購入、交換する際の最低限チェックすべき5つのポイントと、規格の数々についてまとめました。

アヘッドステムのチェックポイント5つ

アヘッドステムを交換するために絶対チェックすべき5つのポイントは

  1. コラムクランプ径(フォークコラム側の直径)★★★★★
  2. バークランプ径(ハンドル側の直径)★★★★
  3. ステムアングル★★★
  4. ステムの長さ★★
  5. ステムハイト★

★の数が多い項目ほど重要度の高いチェック項目です。

アヘッドステム5ポイント

中でも特に

  1. コラムクランプ径(フォークコラム側の直径)★★★★★
  2. バークランプ径(ハンドル側の直径)★★★★

この2つを間違えると全く使えないので、必ず確認してから購入してください。

それでは各項目について解説します。

コラムクランプ径(フォークコラム側の直径)★★★★★

1コラムクランプ径

前輪フォークコラムのパイプと繋がる箇所。
ここの直径を合わせないと繋げられないので必ず確認する事!

コラムクランプ径は変更の利かない箇所です。
同じロードバイクに乗り続ける限りここの規格(直径)は変えられません。

主な規格は「28.6mm」「25.4mm」の2サイズですが、一部モデルに採用されている極太サイズもあったりします。

規格 解説
25.4mm 1インチ規格。旧車やクロモリバイクの一部で使われている規格。
主流の「28.6mm(1-1/8インチ規格)」にスペーサー(シム)をかまして代用する事が可能です。
28.6mm 1-1/8インチ規格。現在主流の規格なので大抵はこのサイズのはず。
31.8mm 1-1/4インチ規格。通称スーパーオーバーサイズ。
ジャイアントの一部モデルなどで採用されている極太サイズ。
38.1mm 1.5インチ規格。通称ワンポイントファイブ。
キャノンデール等一部メーカーでのみ採用されている超極太サイズ。

バークランプ径(ハンドル側の直径)★★★★

2バークランプ径

ハンドルを繋げる方。
ここの直径とハンドルの直径が合わないと繋がらないので必ず確認する必要があります。

ハンドルを交換する際にアヘッドステムも合わせた規格のものに交換する。というパターンもあるかもしれませんね。

こちらの主な規格は「25.4mm」「26.0mm」「31.8mm」の3サイズですが、他にメーカー独自のサイズが乱立しているので注意が必要です。

規格 解説
25.4mm 旧式のドロップハンドルに多い規格。
またマウンテンバイクのフラットハンドルでも使われている規格。
ピストバイク、シングルスピードバイクの流行と共に再度注目されている。
26.0mm クロモリロードなど線の細いシルエットのバイクに似合う規格。
かつては主流のサイズでしたが最近は「31.8mm」に押されぎみ。
31.8mm 現在主流の規格。
極太のアルミフレームやカーボンフレームのロードバイクに似合うサイズ。

以下にメーカー独自規格の一部を挙げます。

規格 解説
25.8mm 「ITM」が生産していたサイズ。
26.2mm 「チネリ」が生産していたサイズ。
28.6mm 「タイオガ」が生産していたサイズ。
31.7mm 「DEDA」が生産しているサイズ。

ステムアングル★★★

3ステムアングル

フォークコラムとアヘッドステムを接続した時の角度です。
ステムの角度を上向きにすれば乗車姿勢が起きた状態になりますし、下向きにするほど前傾姿勢になります。
この角度によって乗車の快適度やバイクの見た目がかなり変わるので、結構重要なポイントです。

ちなみに個人的にはステム取り付け時に水平になっているのが見た目が好きです。

ステムアングルについては主要な規格は特になく、おおよそ「74度前後」が主流の様です。
様々な角度のステムが販売されていますので、フォークコラムの角度と照らし合わせて選びましょう。

ステムの長さ★★

4ステムの長さ

ステムが長いほど乗車姿勢は前傾になり、短いほど乗車姿勢は起き上がります。
特に規格というほどのものはなく、だいたい10mmきざみで様々な長さのものが販売されています。

乗車姿勢の快適さやバイクの見た目で好みの長さを選べば良いでしょう。

ステムハイト★

5ステムハイト

フォークコラムに繋げる接続部分の高さです。
通常特に気にしないでも問題ない場合が多いですが、まれにここの高さが問題になる場合があります。

どういう場合に問題になるかというと、フォークコラムを切って短くしてある場合にステムハイトが高過ぎてフォークコラムが足りなくなってしまった場合です。
そうなると接続部分がしっかり固定できないので安全性に問題が出てきます。

上図の写真のようにフォークコラムに充分な長さがある(余っている)場合は気にしなくても良いポイントです。

ノギスと分度器で測ってみよう

アヘッドステムを交換する予定があるなら、まず事前に
・フォークコラム
・ハンドル
の直径を測りましょう。

一番確実に測れるのは「ノギス」です。

特に「コラムクランプ径」はパイプ本体が普段は隠れていて見えないため、キャップやスペーサーを外してからノギスで測る必要があります。

コラムクランプ径実測

またステムアングルを重要視する(ステムアングルを水平にしたい。など)場合はフォークコラムの角度を分度器で測っておく必要があります。

僕の場合はiPhoneの「コンパス」アプリで角度を測りました。お手軽に測れるのでオススメです。

最低限
・フォークコラムの直径
・ハンドルの直径
さえ分かっていれば間違いのない買い物が出来るはずです。

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