一般参賀へのアクセスや混雑具合待ち時間、トイレ等施設など。実際行ってみてわかった事

旗振り

新年と誕生日、年に2回催される皇居での一般参賀。
天皇はじめ皇族一堂のお姿を直接見る事の出来る貴重な機会です。

そんな一般参賀への参加方法。皇居へのアクセス方法や混雑具合、待ち時間、トイレ等の施設や、2018年の新年一般参賀に実際参加してみて分かった注意点などをまとめました。

一般参賀の参加方法

一般参賀へ参加するにあたって、事前に申し込み等は特に必要ありません。
当日(新年一般参賀の場合は1月2日)直接皇居に行き参加できます。

天皇および皇族のお出ましは新年一般参賀の場合5回予定されています。

詳しくは宮内庁の「一般参賀概要」ページを事前に確認するのが一番確実です。

概ねお出ましの予定されている時刻通りにお出ましになられます。
が、最終第5回だけは受付した人を全て宮殿前広場に入れるまで時間調整があるので、予定時刻より遅く開始になる場合があります。
(事前の皇居前広場での受付で入場制限をかける場合があるので注意が必要です)

団体バスツアーが便利?

地方など遠方から参加する場合はツアー会社各社が企画した団体バスツアーで参加するのが楽かもしれません。
一般参賀への参加だけでなく「浅草散策」などがセットになった団体バスで皇居駐車場が埋め尽くされていました。

バスツアーの列

どこもでも続く団体ツアーバスの駐車列

一般参賀へのアクセス

皇居周辺map【広場と駅】

一般参賀に参加するには、まず皇居前広場で参加の列につく必要があります。

皇居に向かうには公共交通機関を利用するのが最も推奨されています。
一般的には電車が分かりやすいですね。

皇居前広場に一番近い駅は
東京メトロ有楽町線「桜田門駅」
の3番出口です。

こちらは出口すぐ目の前から桜田門をくぐって皇居前広場に出る事が出来ます。

2番目に近いのは
東京メトロ千代田線「二重橋前駅」
東京メトロ千代田線、日比谷線「日比谷駅」

の2番出口、B6出口です。

こちらも出口の目の前すぐに皇居前広場が広がっています。

忘れてはいけない、東京の玄関口「東京駅」
慣れないと本気で迷子になる巨大迷路みたいな駅ですが、皇居に向かうならとりあえず
丸の内中央口
を目指せば間違いありません。

自家用車はオススメしません

中には「自家用車で向かいたい」と考える方もいらっしゃると思います。
がしかし、皇居には自家用車用の駐車場は用意されていません(団体バス専用駐車場のみ)し、東京駅等周辺駐車場も充分な数ではありません。のでオススメは出来ません。

一般参賀参加の流れ

一般参賀への参加の流れは大まかに

  1. 皇居前広場にてセキュリティチェック
  2. 待機列で入場を待つ
  3. 二重橋より皇居に入場
  4. 宮殿前広場にて天皇および皇族の「お出まし」を待つ
  5. お出ましになられて一般参賀
  6. 退場

となります。

「お出まし」は5回ありますが、いずれの回も大変な混雑なのでとにかく待ち時間と移動時間が長いです。

僕は今回2018年新年一般参賀に参加しましたが、参賀した人数は過去最高の12万6千人!だったそうです。
なので「お出まし」1回につきおおよそ2万5千人が宮殿前広場に集まったといえます。

これだけの人数が動く訳ですから、何をするにも時間がかかるのは致し方ないでしょう。

僕の場合は皇居前広場に到着してから一般参賀を終え皇居を退場するまでに約3時間を要しました。

流れや混雑具合や待ち時間。トイレ等施設等

それでは一般参賀の流れを混雑具合や待ち時間などを交えて、時間軸に沿って紹介します。
トイレ等の施設情報も紹介します。

9時50分:桜田門駅到着

桜田門駅

皇居前広場に一番近い駅、有楽町線「桜田門駅」に着いたのが9時50分。
駅構内のトイレは(特に女性側で)長い列が出来ていました。
これからの長丁場のために事前に出るもの全部出しておくのは必須です。

桜田門

3番出口より地上に出るとすぐ左手に「桜田門」が開いています。
こちらより皇居前広場に向かいます。

皇居周辺map【桜田門駅から広場へ】

皇居前広場にて受付~待機

日の丸国旗

皇居前広場に入ってすぐのところでボーイスカウトの人が簡易な日の丸国旗を配っていました。

受け取って進むとすぐに巨大な列に着くことになります。
列の先には「手荷物検査」のテントが。
セキュリティチェックが受付も兼ねているようです。

受付待ち列

セキュリティチェックは「手荷物検査」と「身体検査」の2重チェックです。

まずは「手荷物検査」
もしスーツケース等大きな荷物を持っている場合は持ち込めません。
持ち込めない荷物の大きさの目安は「A3用紙サイズ」これを超えると持ち込めず一旦荷物を預ける事になります。

手荷物検査

また、もし手荷物に飲み物が入っている場合は検査官の前で一口飲んで飲み物である事を証明する必要があります。

明らかに大きい場合は検査を受ける前に預り所に預けて手ぶらになれば「荷物無し」で手荷物検査をパスする事が出来ます。

続いては「身体検査」
こちらは金属探知機を這わせて危険物持ち込みを防ぎます。
とはいえここは結構さらっとした検査です。

待機列

2重チェックを抜けたら待機列に並ばせられます。
桜田門側の待機列は全部で8本。1本あたりだいたい200人ぐらいでしょうか。

他に丸の内方面から13本、大手町方面から8本、待機列が伸びています。

皇居周辺map【待機列】

皇居前広場のトイレ

出来れば事前に済ませておくのが大事なトイレですが、どうしても行きたくなった場合は皇居前広場にもトイレが点在しています。
ただし待機列からは遠く離れた端の方にありますので
元いた場所に戻る。
友人と合流する。
といった事はまずムリと思った方が良さそうです。

でもトイレはガマンせず、近くにいる警察官(たくさんいます)に声を掛けて列を離脱させてもらいましょう。

車いす、ベビーカー連れは列に並ばず入場できる

車いす、ベビーカー連れの方に対する負担軽減の配慮として、待機列に並ぶことなく専用通路を通って一気に正門石橋(二重橋)手前までショートカットで行くことが出来ます。

ベビーカーショートカット

10時半:正門石橋(二重橋)より皇居へ入場

待機列移動

皇居周辺map【入場】

大変な人数が待機している皇居前広場ですが、警察の誘導がスムーズな事もあり次々に待機列が皇居に送られていきます。
待機列に並んで待つことおよそ15分ほど。自分の並んでいた列もぞろぞろ動き始めました。

ただし動きはかなりゆっくりです。ゆっくりなのは事故防止のためです。
「ぞろぞろ」という表現がしっくりくるスピードです。

入場

正門

正門石橋(二重橋)より皇居へ入場します。

広場からかなりゆっくりのスピードで歩くこと20分。ついに一般参賀が行われる宮殿前広場に着きました!
想像してたよりもめちゃ広い!建物でかい!人多すぎ!

宮殿前広場

と、ここで僕は一旦トイレに避難することにしました。
実は宮殿前広場に入ってすぐ右手にトイレがあります。
しかもあまり知られていないらしく、それほど込んでいません。

宮殿前広場トイレ

すっきりしてから改めて広場の中ほど目掛けて進みます。
目指すは広場中央最前列!ですが当然そこまではたどり着けません。
中央最前列に辿り着くにはよほどのラッキーか計画的な戦略がないとムリだと思いました。

宮殿前広場の混雑

やむなくたどり着ける最善の位置でストップ。
ここで天皇および皇族が登場する時間まで身動きが取れない状態のままで待つことになります。
これが一番長かった~!およそ1時間待ちました。

11時50分:一般参賀開始

天皇皇族お出まし

僕の位置からiphoneでの撮影はこれが精いっぱい

宮内庁職員のアナウンスがあり、いよいよ天皇および皇族が宮殿バルコニーにお出ましになり、天皇がご挨拶をされます。
一気に盛り上がって日の丸を振ります。

旗振り

自分の居た場所は真ん中ぐらいの位置でしたが、それでもバルコニーには遠く、どれが誰か、ぐらいは分かりましたが、表情どころかお顔もよく見えなかったです。
それでも実際に天皇のお姿を目の前にしている事に感動します。
テレビで見るのとはやっぱり違いますね。ライブならではの興奮を味わいました。

11時54分:一般参賀終了

お出ましはおよそ4分程度です。
皇族方がバルコニーより退出されますと、警察から退場のアナウンスが流れて退場門(坂下門、桔梗門、乾門)に向けてまたぞろぞろと誘導されます。

12時30分:桔梗門より退場

退場坂下門方面

奥に見えるのが坂下門

皇居周辺map【退場】

坂下門が渋滞している。というアナウンスがあり、大混雑の中ぞろぞろと桔梗門から退場する列に紛れて行きました。

途中、宮内庁の立派な建物があったりしてそれなりに楽しめるルートです。

宮内庁

こちらのルートは途中にトイレもあります(結構混雑していますが・・・)

桔梗門手前のトイレ

また門を出てすぐのところにもトイレがあります。(テント裏に隠れているので警察官に言って通してもらう必要があります)

桔梗門

桔梗門は小さな門なのでこちらも大混雑です。
しかも門を出たところで坂下門から出てきた列と合流するので、結局どちらのルートでもそんなに変わらないんじゃないかと思いました。

結局宮殿前広場から退場に30分以上かかってようやく皇居の敷地から出ることが出来ました。

12時50分:お土産テントでもみくちゃ

門から出た退場口

手荷物を預けた人は、出口にある「手荷物返還所」で荷物を受け取る事が出来ます。
※「乾門」に向かうと預けていた荷物を受け取れません!

「手荷物返還所」の隣にはお土産物屋さんのテントが並んでおり、菊紋入りのお菓子やお酒、ネクタイや時計などが販売されています。

お土産テント

しかしこのテントの混雑ぶりははっきりいってヒドイです!
ろくに整理もされていないのでもみくちゃにされます。

朝の通勤ラッシュをもっとひどくしたみたいな状態でみんな若干殺気だっています。

そうしてもみくちゃになりながら、僕は菊紋入りのきんつば(4個入り900円)を買いました。
パッケージが菊紋なだけのフツーのきんつばです。まあ美味しいです。

お土産きんつば

13時10分:噴水公園で一息つく

ものすごい大混雑と長い待ち時間、移動時間、そして最後のお土産屋さんでもみくちゃにされ疲労した身体を休めるちょうどいい休憩場所が退場口からすぐにある「和田倉噴水公園」
素敵な噴水、建物があり、無料休憩所が開放されています。またカフェもありくつろげます。

和田倉噴水公園

一般参賀に参加する上での注意点

実際に一般参賀に参加してみて分かった注意点、対策してよかったと思った事を最後にまとめます。

・事前にしっかりトイレを済ませておくこと

待ち時間や移動時間が長くとにかく長丁場(およそ3時間超)になりますので、事前に出せるものは全て出し切ったほうが安心です。
一応途中にもトイレはありますが混雑しているのでアテにしないほうが良いです。

・体調を万全にしておくこと

冬の寒空の下で長時間いる事になるので、体調には万全を期しておきたいところです。
僕は目撃していませんが、気分が悪くなる方が毎年多く出ているとのこと。
過酷な状況である事を覚悟して参加しましょう。

・防寒対策をしっかりすること

快適に過ごすために防寒対策はやり過ぎるぐらいちゃんとした方が良いです。

・一度離れたら合流はほぼ無理

ものすごい大混雑の中で、一度でも離れたらもう合流は出来ない。
と思って間違いないです。

なので離れてもOKと割り切ってしまうか、絶対離れないように手なり腕なりしっかり掴んでおくか、対策を考えておいた方が良さそうです。

・皇族の顔はほぼ見えないと思ったほうがいい

宮殿前広場にはウン万人が一堂に会しますので、天皇および皇族の表情まで見えるような至近な位置にたどり着くのはほぼムリ!と思った方が良いです。
よっぽどのラッキーが起こるか、計画的戦略を立てて狙っていくかしないと難しいです。

でも表情が見えなくても、遠目に見えるお姿だけでも興奮、感動しますよ!

・お土産物屋さん、実はあっちで買った方が空いている

出口でテントを立てているお土産物屋さんはヒドイもみくちゃっぷりです。

でも実はこのテントで売っているお土産物の数々、出口とは反対方向、桜田門に近い場所で年中営業しているお土産物屋さん/休憩所の「楠公レストハウス」さんでも同じものが買えます。
しかもこっちは全然空いています。
もみくちゃになるような事は決してありません。