自転車と自動車の交通事故。過失割合、損害賠償について【体験談】

自転車事故

先日、自転車に乗っていて自動車(トラック)と接触事故を起こしてしまいました。

幸い怪我も大した事なく(とはいえ通院が必要ですが)相手方のトラックの運転手さんともお互い冷静に対応出来たので、示談で保険を適用させる事になりました。

警察沙汰にまではなりませんでしたが、交通事故に遭った際の現場での対応や、過失割合損害賠償について、保険会社とのやり取りなど、色々はじめての事が多かったので、今後のためと、同じような事故に遭った方のためにここにメモを残しておきます。

事故の状況

事故は平日の昼頃、自動車の通りもそこそこあるまっすぐの大通りで遭いました。

僕は自転車で車道を走行(当然左側走行です)していました。

路肩に停車していたトラックを避けようと、右側にふくらんだ時に、ちょうど同じタイミングで後ろから来ていたトラックも避けようと右側に避けたんですが、避けきれずに左サイドミラーが僕に引っかかって、僕が弾き飛ばされました。

弾き飛ばされた瞬間の記憶は全くありません。
気付いたら地面に這いつくばっていました。

息が詰まった感じでしばらくは全く身動きが取れませんでしたが、多分1、2分程で復活してとりあえず落ち着きを取り戻しました。

かたわらには、僕を跳ね飛ばしたトラックの運転手さん(昔やんちゃしてました!っていう見た目のお兄さん)と、路肩に停めていたトラックの運転手さん(某大手宅急便会社のおじさん)が心配そうに
「大丈夫ですか!?」
と立ち尽くしていました。

とりあえず身体は動いたので歩道に避難。
自転車も歩道に持ってきました。
自転車はサドルとタイヤがぐにゃっと曲がっています。

身体はとりあえずそれほど痛みがありません。
左手の甲に擦り傷があるぐらいです。

とりあえず

  • 今のところ身体の痛みがない事
  • 自転車が壊れた事
  • 仕事を休めないし、仕事が出来そうなので、このまま出勤する
  • 後から痛みが出る事もあるはずなので治療費は実費で請求する
  • 自転車の修理代も請求する

と運転手さんと共有して、お互いの連絡先を交換してその場は一旦お開きにしました。

警察は読んでいません。

半日ほど経って

とりあえず自転車は動かないので事故現場付近の邪魔にならないところに駐車して、タクシーで会社に出社。
左手の擦り傷は絆創膏を貼ってそのまま仕事をしました。

ですが、半日ほど経ってからやっぱり左肩に傷みを覚えはじめたので、相手方の運転手さんに電話して「明日病院に行きます」と伝えました。

運転手さんの方からは「保険会社と連絡を取ったので、今後の対応は保険会社さんにお願いする」と言われました。

その日の夜、仕事終わりで再び事故現場に戻り、自転車をタクシーで持ち帰りました。

保険会社さんと連絡を取る

次の日、相手方の運転手さんが入っていた保険会社と連絡を取り、今後の対応について確認しました。

その中で重要なポイントとなるのが

過失の割合
損害賠償の範囲

の2点です

自転車と自動車の事故。過失割合について

今回の事故では警察沙汰にせず示談としましたが、その場合でも保険会社が双方から事故の状況を聞き取り過失割合を算出します。

保険会社が過失割合を算出する際に参考とするのは「判例タイムズ」という一般の書店にも売っている判例事例集だそうです。

自転車と自動車(今回はトラック)との接触事故の場合、
基本的には過失の割合は自動車の方が重くなります。
それは自転車の方が圧倒的に立場が弱い(ケガをしやすい)ためです。

今回の場合もトラック側が過失が多いですが、僕の方にも責任がまったくない訳ではない
・後方確認をしっかりしていたのか
・大きくふくらみ過ぎていたのではないか
という点があり、過失割合は

僕(自転車)2:8(トラック)相手

となりました。

事故が起こった時点で警察を呼んで現場を検証してもらえば、もっと正確な過失割合が出るかもしれませんが、今回は示談で成立させた事と、僕自身も非がないと言い切れないので、妥当な割合だと感じました。

損害賠償について

損害賠償については、過失割合に基づいて算出される事となります。

基本的には自動車は「自賠責保険」に必ず加入しているのと、加えて「任意保険」に加入していますので、その2つの保険から損害賠償が支払われる事となります。

後日保険会社から届いた資料によると、保険によって賄われるものは大まかに

  • 怪我の治療費
  • 物損の補償
  • 仕事を休んだ場合などの収入補償
  • 慰謝料

の4項目について賠償されるとのこと
※保険会社や加入している保険の内容によって違いがあります。

交通事故の損害賠償は、基本的に怪我の治療については手厚いですが、物損については過失割合等が絡んであまり期待できないようです。

・怪我の治療費
は自賠責保険によって基本全額支払われるとの事(ただし上限あり)

また
・慰謝料
についても、通院した日数から算出して支払われる事となります(ただし上限あり)

なので、怪我の治療に関しては病院や整体などを積極的に活用してしっかり治した方が良いです。

一方
・物損の補償
・仕事を休んだ場合などの収入補償

については過失割合に基づいて計算されますが、物損についてはさらに「減価償却」の考えを基に物の価値を測って計算されますので、正直微々たる金額でしか補償されないです。

雑費の補償

今回自転車の運搬等でタクシーを数回利用しましたが、このタクシー利用は「本来補償の対象ではない」ですが、保険会社の担当者さん曰く「常識の範囲に照らして妥当」とみなされて補償してもらえる事となりました。

あくまで常識的に考えて妥当であれば、ある程度の雑費も関連費用として補償できる事があるようです。
このあたりは担当者さんのさじ加減もあるかもしれませんが、まず相談してみた方が良いですね。

自分の加入している保険にも請求すること

事故の損害賠償は相手方(トラック側)の加入している保険から支払われる事となりましたが、それとは別に、自分自身で加入している保険があったので、そちらにも連絡して保険金を受け取る事が出来ることになりました。

僕が加入していたのは怪我による通院保険でしたので、通院日数に対して日額いくらで支払われる事となります。

怪我が完治してからの請求となるので、実際に支払われるのはだいぶ先の事となりますが、相手方の保険では賄えない出費が色々かさんだのでありがたいです。

誠実な相手でよかった

相手方の保険によって損害賠償も概ね納得できる額が受け取れる事となりましたが、それというのも、相手側(トラックの運転手さん)が逃げずに誠実に対応してくれたからです。

もしこれがひき逃げされていたり、相手の主張がデタラメなものだったりしたらと思うと、冗談抜きにゾッとします。

事故を起こすと怪我だけでなく手続きに時間を取られたり不要な出費が色々かさんだり、本当面倒で大変だと痛感しました。

改めて、事故を起こさない様に気を付けないとですね!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする