新生児予防接種が意外と大変!スケジュールや費用や体調管理など

親子の手

妊娠中も心配事は多いですが、赤ちゃんが産まれてからはさらに心配事が増えていきますよね。中でも健康面、病気が特に心配です。

赤ちゃんを様々な病気から守るひとつの手段として「予防接種」を受ける事がとても大事なのですが、私も「赤ちゃんのときに予防接種をする」くらいの知識はありましたが、具体的なことはよくわかっていなかったせいで、実際に受ける時になって初めて予防接種を受けるのもなかなか思っていた以上に大変だと知りました。

私は産まれてから動き始めましたが、時間に余裕がある妊娠中に動いておけばよかったなと思っています。

そんな私の「事前に知っていれば慌てずにすんだのに・・・」という反省の気持ちも込めて、予防接種経験談をリポートさせていただきます。

予防接種の回数が多い!

まず驚いたのは、予防接種の回数が多いことです!

赤ちゃんはお母さんからたくさんの免疫をもらって産まれてきます。
そのため産まれてからしばらくの間はお母さんからもらった免疫のおかげで、菌や病気に対抗することができます。

しかし、お母さんからもらった免疫の効果があるのも約6ヶ月頃まで。
それ以降は赤ちゃん自身が免疫力を身に付けていかなければなりません。
そのために重要なのが予防接種です。

赤ちゃんが受ける予防接種はとてもたくさんの種類(およそ10種類近く)があります。

種類も多く、また一度にたくさんのワクチンを打てる訳もないので、必然的に医療機関に行く回数も多くなります。

国や医療機関で推奨されているスケジュールに従えば基本問題ありませんが、おおよそ生後半年までは毎月医療機関に行って予防接種を受けることになります。

書類の記入が結構大変

予防接種を受ける前には各市区町村指定の予診票を記入しなければなりません。

この予診票の記入がなかなか大変だと思いました。

病院にかかるときに記入するような問診票とは違い、毎回の予防接種の種類の分だけ予診票の記入が必要になります。
(最大で生後3ヶ月のときに5枚)

予診票には個人情報、アンケート項目の記入、同意書の署名を行い、この提出をもって定期予防接種を無料で受けることができます。

予防接種の当日に赤ちゃんを抱っこしながら医療機関の受付で記入するのはなかなか大変ですので、できれば事前に用意をして自宅で記入して持っていくのがスムーズだと思います。

予防接種のスケジュールが思い通りに行かない。

予防接種を受けるには、医療機関のスケジュールと赤ちゃんの体調と両方に気を配る必要があり、これがなかなか厄介でした。

医療機関のスケジュール

予防接種を行う場所は各市区町村によって異なります。

多くの場合が医療機関で接種が可能ですが、医療機関によって予防接種の種類が限られている場合があります。心配な場合は確認しておくといいと思います。

医療機関によっては予防接種が受けられる曜日や時間帯が決められている場合があります。
思った予定で受けられない可能性もありますので、早めに予約しましょう。

また、赤ちゃんの検診や病気のときの相談など、同じ医療機関にお世話になる方が安心ですので、このタイミングでかかりつけ医も探しておくことをおすすめします。

里帰り出産をしている場合

なお、里帰り出産をするママは、里帰り期間に合わせて予防接種の開始を検討する必要があります。

前述の通り、定期予防接種は市区町村の援助によって無料で向けることができます。
住んでいる市区町村以外(里帰り先)で定期予防接種を受ける場合は、有料での接種になったり、別途手続きが必要になったりします。

里帰り先で予防接種の予約をする場合は、里帰り中であること、住んでいる市区町村を伝えたうえで、確認した方が安心です。

なお、生後2ヶ月から予防接種を始めるというのは、あくまでも国や医療機関が推奨しているスケジュールで、必ずしもその通りでなければならない訳ではありません。
必要な時期までに接種が完了すれば問題ありませんので、里帰りから戻った後からの接種スケジュールを組むなど状況に合わせて考えましょう。

保育園入園と予防接種

保育園に預けることを検討しているママは、保育園によっては指定の予防接種を受けていることを条件にしている場合があります。
保育園の情報と照らし合わせて、スケジュールを確認するといいと思います。

赤ちゃんの体調管理

予防接種当日は、朝起きたら体温を測りましょう。
37.5℃以上ある場合は予防接種を受けることができません。
接種前にも医療機関で体温を測りますが、体調確認の意味も含めて測っておくと安心です。

そして、授乳は接種予約時間の1時間前までに済ませておきましょう。
特に、2ヶ月と3ヶ月に行うロタウイルスは、口から舐めて接種するタイプの予防接種なので、接種の後にミルクを吐いてしまっては意味がなくなってしまいます。

また、予防接種の痛さで泣きすぎて吐いてしまう場合もあります。赤ちゃんの機嫌を予測するのはなかなか難しいですが、赤ちゃんをいい状態で連れていけるといいですね。

予防接種後は、副反応が出る可能性があります。

副反応とは、予防接種によってウイルスが体内に入ったことによって体が起こす反応のことです。
注射したところが腫れるなどあまり心配のいらない副反応から、アナフィラキシーショックなど命に関わる副反応まで様々なものがあります。

副反応については、事前に書面などで役所や医師から説明がありますので、しっかり確認しておきましょう。

予防接種を受けてからお会計までの間は、特に赤ちゃんの様子をよく見て、目に見えて異変がある場合はすぐにスタッフの方に声をかけましょう。おうちに帰ってからも、その日1日は様子をよく見て、熱がないか、苦しそうではないか、ミルクはいつも通り飲むかなど気にかけるようにしましょう。

自己負担の予防接種もある

予防接種の多くは厚生労働省が定めた「予防接種法」に基づき行う予防接種【定期予防接種】なので、市町村が費用を負担してくれて無料で受けることができます。

一方で【任意予防接種】という種類の予防接種もあり、こちらは自己負担となります。

「任意」となると「受けても受けなくてもいい」という印象を受けますが、予防接種法で定められていないだけで、重要な予防接種であることに変わりありません。基本的には接種するものになります。

任意予防接種の費用は種類によって異なりますが、初回に受けるロタウイルスの場合、1回
13,000円程度かかります。意外と高額ですので、費用の準備も忘れずに。

1歳までの予防接種のスケジュールと費用の一例

最後に1歳までの予防接種のスケジュールと任意予防接種の費用目安(一例)をまとめます。ご参考ください。

●生後2ヶ月:同時接種
≪定期≫
・ヒブ(不活化ワクチン)1回目
・小児用肺炎球菌(不活化ワクチン)1回目
・B型肝炎(不活化ワクチン)1回目
≪任意≫
・ロタウイルス(生ワクチン)1回目…13,000円
●生後3ヶ月:同時接種
≪定期≫
・ヒブ(不活化ワクチン)2回目
・小児用肺炎球菌(不活化ワクチン)2回目
・四種混合(不活化ワクチン)1回目
・B型肝炎(不活化ワクチン)2回目
≪任意≫
・ロタウイルス(生ワクチン)2回目…13,000円
●生後4ヶ月:同時接種
≪定期≫
・ヒブ(不活化ワクチン)3回目
・小児用肺炎球菌(不活化ワクチン)3回目
・四種混合(不活化ワクチン)2回目
●生後5ヶ月
≪定期≫
・四種混合(不活化ワクチン)3回目
・BCG(生ワクチン)1回

●生後6ヶ月以降
≪定期≫
・B型肝炎(不活化ワクチン)3回目
≪任意≫
・インフルエンザ(不活化ワクチン)2~4週あけて2回…5,000円

※ワクチンの種類

生ワクチン:毒性を弱めてある生きた病原体を使用し、軽く病気にかかったような状態にして抗体を作る

不活化ワクチン:死んでいる病原体から免疫成分のみを接種する

ワクチンの種類によって次の予防接種までの期間が異なります。
生ワクチンの場合は約4週間、不活化ワクチンは約1週間あけなければなりません。

意外と忙しいけども・・・

意外と忙しい赤ちゃんの予防接種。
スケジュールが組まれていると「その通りにやらなければダメ!」と思いがちですが、赤ちゃんの体調などによって予定が変わることもあります。
あまり神経質に考えすぎず、必要な時期までに終わればいいという考えで臨むといいと思います。

しっかり受けて赤ちゃんを守ってあげましょう。

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