狗肉の味とは。中華食材店「陽光城」で冷凍肉を買って食べてみた

陽光城池袋店

主に中華圏、韓国圏で今でも食べられている狗肉(犬肉)料理。

日本でもごく一部の中華料理店、韓国料理店で鍋料理(ポシンタン)などを食べられますが、犬食文化そのものは完全に消滅していますので、一般的にはそもそも狗肉が日本国内で流通していることすら知られていません。

主に料理店向けにごく少数輸入されている狗肉ですが、池袋や大久保などチャイナタウンを中心に店舗展開している「陽光城」は、その狗肉を買える数少ない中華食材店です。

実際に「陽光城」で狗肉を購入して調理実食してみました。

本場の中華食材が買える食料品店「陽光城」

「陽光城」は東京、神奈川に複数店舗展開している中華食料品店です。

僕が行ったことがあるのは池袋店と新宿店ですが、どちらもゴリゴリに在日中国人向けに営業されているので陳列されている商品も値札もほとんど中国語ばかり。店員さんもお客さんも中国人ばかりで日本語がほぼ聞こえません。

池袋店は池袋駅北口を出てスグ。池袋チャイナタウンの玄関口に派手な店構えで営業しているのでとても目立ちます。

新宿店は多国籍タウン新大久保のど真ん中。大久保駅と新大久保駅の間を大久保通りから少し入ったところにあります。(大久保通りに看板を出しているので注意深く探せば見つかるはず)

陽光城池袋店

陽光城池袋店

狗肉を購入する

食料品が所せましと陳列された店内で、目当ての狗肉は壁面の冷凍庫に運が良ければ並べられています。
元々輸入量が少なくほとんどは料理店が仕入れてしまうので、食料品店に並ぶ量は限られているようです。
僕も数回足を運びましたが、毎回ある訳でなく陳列スペースが空になっている時もありました。

また時期によって価格もかなり変動するようで、僕が購入した時は100g300円ぐらいしましたが、これは相場よりかなり高いそうです。
親切な店員さんに「本当に高いよ?大丈夫?」と何度も聞かれました。

販売されているのは冷凍の塊肉で、量はおおよそ1kg前後ぐらいです。
塊肉と書きましたが、どちらかというと枝肉のほうがイメージが近いかもです。
僕が購入したのは(おそらく)左下半身部分の骨付肉でした。
レジで購入する際に計量して価格を計算してくれます。

狗肉の味は思ったほどクセがない。

中華料理店や韓国料理店で食べられる狗鍋(ポシンタン)などの料理はスパイスがふんだんに使われているので、美味しいんですけど肉の味ははっきり言ってよく分かりません。

実際狗肉はどんな味がするのか確かめたい。
これが今回狗肉を購入した最大の目的です。
よって今回はシンプルに肉炒めを作りました。味付けは塩コショウのみです。

いざ調理するにあたってまず解凍する必要がありますが、塊でしか購入できないので解凍するのも一苦労です。
冷凍状態のまま骨ごと切り分けられるような道具も設備も持ち合わせていないので、悩んだあげくとりあえず1日半ほど冷蔵庫(not冷凍庫)に入れてジワジワ解凍させる作戦を取りましたが、この作戦は一応成功してなんとか解体できる程度に解凍できました。

狗肉塊

狗肉炒め

只々シンプルに肉を味わいたかったので、適当な大きさに肉を切り分けてフライパンで炒めて塩こしょうで味付けして万能ねぎを降って「狗肉炒め」の完成です。

狗炒め塩コショウ

塩コショウのみの味付けで炒めた狗肉は、全くクセがなく臭みも感じませんでした。
でもしいて言えば、脂身の部分が臭みがあるかもしれません。
脂身の部分がけっこう多いので、適度に削って赤身率を上げた方が美味しいと思います。

質感や味は赤身の牛肉に近いと感じました。

狗鍋など中華料理店で食べると、人によっては「臭い」という人もいますが、それは肉の臭みではなく調味料の好き嫌いによるところも大きいのではないか。と思いました。

狗肉炒め・焼肉のタレ味

塊で大量に購入したため一回で使い切れず、2回目の肉炒めは焼肉のタレで味付けしてみました。

狗肉炒めタレ味

こちらも予想通り美味しかったです。焼肉のタレが合わないはずがありません。
焼肉のタレを使うと完全に食べ慣れた味になります。

調味料次第ですよね

狗肉炒めを作ってみて、調味料次第で料理の味が劇的に変わるという当たり前の事実を改めて感じました。

中華料理店ではなかなか味わうことが出来ない肉本来の味を確認できたので満足しました。

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