猿鍋を出すジビエ・マタギ料理の店「酒蔵新潟」

酒蔵新潟タヌキ剥製

東京都板橋区、都営三田線「志村三丁目」駅からすぐ

「酒蔵新潟」

は現役バリバリのマタギの親父さんが、自身で仕留めてきた獲物を供してくれるマタギ料理、ジビエ料理のお店です。

こちらのお店では、猪、鹿、熊といった定番マタギ料理と並んで、珍しい「猿」の料理をいただけると聞き、有志を募ってお邪魔してきました。

猿鍋、熊鍋、鹿刺し、岩魚酒、をいただきましたが、どれもとても美味しかったです。

お店の雰囲気も、親父さん女将さんの人柄も、かなり味わい深く満足度の高い体験をしてきましたよ。

スポンサーリンク

酒蔵新潟の外観、内装

酒蔵新潟外観

酒蔵新潟の店構えがもう、主張が激しくて情報量が多くて大変です。

外に黒い毛皮が吊るしてありますが、親父さんに聞いたところ、つい先日捕ったばかりの猪の皮を乾かしている最中なんだとか。

店内もマタギワールド全開で素敵な雰囲気です。

酒蔵新潟タヌキ剥製

入ってすぐにお出迎えしてくれるマスコット的なタヌキ仙人。

酒蔵新潟熊剥製

熊ドーン!

酒蔵新潟猪剥製

猪ドーン!

酒蔵新潟内装

「究極の鍋道楽」「マタギの店」「野獣肉専門店」といったグッとくるキャッチコピーの数々「創業昭和四十年」とありますので、ざっと50年以上続いていることになります。

酒蔵新潟メニュー

店奥、厨房前に掲げられたメニュー。
魅力的なメニューの数々の中に、今回のお目当てである「猿鍋」もありました。
今回は「猿鍋」と「熊鍋」「鹿刺し」そして「岩魚酒」をいただきます。

突き出し~岩魚酒

席についてまず出された突き出しが

酒蔵新潟突き出し豚ミミガー

すごく一切れの大きな豚ミミガーです。

今まで見たことないくらい一切れが大きいんですが、薄くスライスされていてまったく固くなく、とても食べやすい、というかめちゃくちゃ美味しい!

いきなり先制パンチでやられてしまいました。

酒蔵新潟岩魚酒

お店の至るところで猛プッシュされていた「岩魚酒」が気になったのでオーダー。
焼いた岩魚の香ばしい香りが熱燗に移って、しかもすっきり飲みやすい上品な味です。
平たいお椀に2合分注がれていますが、美味しくてするする飲めてしまいました。

鹿刺し

酒蔵新潟鹿刺し船盛

鹿刺しはなぜか船盛りで供されます。山の生き物なのに・・・

酒蔵新潟鹿刺しアップ

見た目も美しい霜降り肉です。

まるでバターのような脂が舌の上でとろけて甘さと少しの酸味を感じます。
もしかしたら酸味は冷凍焼けが原因かもしれません。
でもそれを引いても美味しいお肉でした。

熊鍋

酒蔵新潟熊肉

熊鍋はごろんと大き目の熊肉が使われていました。
味付けは醤油ベース。

実は熊肉をいただくのがはじめてだったのですが、ほうぼうからの噂やネット情報で

「匂いがきつくて食べられない」
「固くて噛み切れない」

などなど、ジビエ系食材の中でも難易度高めというイメージがありました。

ですが、実際今回いただいてみての印象ですが、

  • 匂いは嫌味なく、それほど強くもない。
  • 肉はたしかに固め。スジがなかなか噛みきれない
  • 味は牛の赤身肉に近いかも?クセもあまり感じず食べやすい

といった具合で、多少苦労しつつもとても美味しくいただくことが出来ました。
先に聞いていたイメージよりも全然食べやすいと感じました。

猿鍋

酒蔵新潟猿肉

今回のお目当て、猿鍋です。

ほどよい大きさのブロック状に切られた猿肉が入っています。
熊肉とはまったく違う見た目です。

こちらは味噌ベース。野菜等の具材は熊鍋と同じくネギ、白菜、エノキ、豆腐、春菊、豆腐、春雨が使われています。

酒蔵新潟猿鍋

酒蔵新潟猿鍋小分け

猿肉をいただいた感想は

  • 見た目が豚肉そっくり
  • 味も食感も豚肉そっくり
  • 嫌な匂い的なものは一切なし
  • 柔らかくほぐれる身で食べやすい。

素晴らしく美味しくいただけました。

ナイスキャラな親父さん

ジビエ料理、マタギ料理に関してよく聞く話として
「狩猟方法、締め方など、猟師さんの腕で味がだいぶ変わる」
と言われていますので、もしかしたらお店や猟師さんによってお味に差があるかもしれません。

また家畜と違って生育過程も個体ごとに大きく違うはずなので、そこも肉の味に差が出来るかと思われます。

今回いただいた猿肉、熊肉、そして鹿肉とも、とても美味しかったので、こちらの親父さんはとても腕の立つ猟師さんなのかもしれません。

そして料理の腕も一流なのだと思います。

おそらく親父さんの本職は「料理人」というよりは「マタギ」の方なんじゃないかと思いました。
ぶっきらぼうな口調やマイペースな感じが最初はハードルを感じる場面もありましたが、料理を全ていただいた後に飾ってある剥製などを自慢気に語っている様子が可愛らしかったです。
(写真撮影も快く了承していただけました)

女将さんも同じくぶっきらぼうな感じなど親父さんそっくりなところが可笑しいですが、長年連れ添った夫婦ってこんな感じなのかなーといった感じで素敵です。

料理、お店、親父さん、女将さん、見どころ味わいどころが多い「酒蔵新潟」は最高に素敵なお店でした。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする