うつ病の時の接し方4つ。僕は本当はこうしてほしかった。

うつ病接し方

うつ病の時というのは、とかく些細な事ですぐ傷付き落ち込んでしまうものです。

特に人との交流。職場や家族などコミュニケーションが避けられない環境で、ちょっとした言動、良かれと思ってかけられた心遣いによってダメージを受けることが、すごくよくあります。

じゃあ誰とも接しないで一人でいるのがいいんじゃないか。というとそういう訳でもなく、一人でいると余計な事をぐるぐる考えてしまうので実は一番危ないです。

なのでやっぱり誰かと一緒にいる方がまだマシなのです。

うつ病の本人がダメージを受けなくなるためには、本人の病気が回復するのが一番ですが、合わせて周囲の環境、周囲の接し方が、ダメージの受け方や病気の回復スピードを大きく左右します。

では、周囲にどんな接し方をしてもらうとダメージを受けることがなくなるのでしょうか。

僕の場合、一番多くの時間接していたのはヨメさんでしたので、うつ病真っ盛りの時にお願いしていたのは

  • 知ってほしい。理解してほしい。
  • ほっといてほしい。
  • 穏やかに、フラットでいてほしい。
  • 期待しないでほしい。

という4つの接し方でした。

知ってほしい。理解してほしい。

一番してほしかった事は、
うつ病とはどんな病気なのかを知ってほしい。
僕の苦しみを理解してほしい。

というお願いでした。

例えば風邪を引いたら、たくさん寝る。とか、水分をたくさん取って暖かくして汗をかく。とか、食欲が落ちるから消化しやすいおかゆにする。とか、色々優しくしてくれたりするじゃないですか。

何でそんな事が出来るかというと、風邪のことを何となく知っているからなんです。

ところが、うつ病については知識も経験もないのでどう接すれば良いのかわからない。
分からないけど、ずっと暗い顔をしてうつむいているので「いい加減にしろ」とイライラもしてしまうのです。

せめて大雑把な知識があれば、苦しんでいる事を理解出来るかもしれませんし、イライラしなくなるかもしれません。

なので、僕は具体的には

  • うつ病関連の書籍(入門書、ムック本でOK)やサイトを読む
  • 病院に一緒に行き医師の診断を聞く

といった事をお願いしていました。

ほっといてほしい

大雑把にでもうつ病の事を知ってもらった上で、僕は基本的には

ほっといてほしい

と思っていました。

些細なきっかけで落ち込んでしまいますし、落ち込んでからある程度復活するまではじっと耐えて時間が過ぎるのを待つしかないので、変に干渉されたり、あれこれ策を講じられてもあまり意味がないばかりか、かえってストレスを増やすことにもなります。

なので、一番ベストなのは

ほっといてほしい

です。

実際何度かヨメさんに
「じゃあどうしたらいいの?」
と聞かれた時に
「しばらくほっといてください」
と言って寝室に籠る事が何度かありました。

僕の希望通りしばらくほっとかれましたので、時間が過ぎると共に回復する事が出来ました。

穏やかに、フラットでいてほしい

うつ病の時には人の感情に非常に敏感になっています。

言葉や言い方、ニュアンス、表情、仕草・・・

ほんのちょっとした違和感を感じるとネガティヴに捉えて傷付きダメージを受けます。
身近な人の言動ほど過敏に反応してしまいますので、お互いに疲弊してしまうのです。

また大声や大笑いなどの大きな音にも辛さを感じる時があります。

そのため、身近な人、特に一緒に住んでいる家族には、なるべく穏やかでいてほしいと願っていました。

かといって元々と全然違う仏様みたいになられても、それはそれで困惑します。
「自分のせいで・・・」と落ち込むネタにもなります。

なので、穏やかというよりは、
フラットでいてほしい。
と表現した方がイメージに近いです。

期待しないでほしい

うつ病の時には、気力や意欲といったものは湧かないですし、何かを決めたり選んだりといった事もかなり難しくなります。
先の事を考えてもネガティブに落ち込むだけですし、今まで出来ていたことが出来なくなる。ということもよくあります。

なので、何かを期待されるのは重荷でしかないのでやめてほしいです。

期待されていることがプレッシャーになりますし、期待に応えられなかった時に過剰に落ち込んでしまうパターンになりやすいです。

とにかくプレッシャーに対する耐性が極端に落ちているので、互いにがっかりしないためにも期待せず温かく見守っていただいた方がよいです。

出来ることを少しずつ・・・

うつ病の時の接し方を4つ挙げさせていただきましたが、実はこれらはかなり理想論も入っています。

一つ一つは実際に僕がうつ病真っ盛りの頃にお願いしていた事だったり願っていた事だったりするのですが、これら全部を叶えらえるのはなかなか難しいと思いますし、実際全て願い通りという訳にはいきませんでした。

それでも、せめてまず
うつ病とはどんな病気なのか
を知ってもらえるだけでも救いになります。

知ってもらうことで、気持ちにも余裕が生まれますので、お互い楽になります。

それから少しずつお互いが出来ることをやっていけばよいと思います。

※この体験記は個人の記憶と主観に基づいて書かれています。
医学的な情報などはなるべく正確を期す様に心掛けておりますが、あくまで個人の体験談として読まれるようお願いします。

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