うつ病の症状。僕の場合。発症~そううつ~再発~時期毎の症状

うつ病症状列記

うつ病、躁うつ病に悩まされた約6年間の間に僕の身に起こった症状を一通り列記します。

症状は一律に表れていた訳でなく、その時々によって様相が変化していきました。

ですので、特徴的な期間に区切ってそれぞれの症状を列記していきます。

期間は

  1. うつ病発症期
  2. 最悪期
  3. そううつ期
  4. 再発~収束期

うつ病症状列記略歴表

の4期間です。

1・うつ病発症期

01うつ病症状列記略歴表

地元から東京へ上京して就職。
急激な環境の変化と過度なプレッシャーに押しつぶされ、いつの間にかうつ病を発症していた頃に表れていた症状です。

症状がどんどん重くなり、最終的に病院へ行きうつ病と診断されました。

この当時表れていた症状としては

精神的な症状

  • 暗いネガティブな感情、思考に支配される。
  • 意欲が失われていく。無気力になる。
  • 物事を筋道立てて考えられなくなる。
  • 選択、決断がとても難しい。出来ない。
  • 言いたい事が言えない。分からない。
  • 人の負の感情に影響を受ける。
  • 膜がかかったみたいに感じる。
  • 死の恐怖を感じる。

身体的な症状

  • 身体が重い。だるい。
  • 常に泣きそう。涙目。
  • 頬がヒクヒク痙攣する
  • 頭が上がらない。
  • 指先の爪、皮膚がボロボロになる。
  • 寝られない。起きられない。

といったところが挙げられます。

気持ちが落ち込み、何も考えられない。

当初はちょっとしたミスや至らないと感じた事がきっかけでずーんと落ち込む事が多かったのですが、その内ずっと落ち込んだ状態のまま持ち直すことができないようになり、そんな落ち込んだ状態の自分がイヤでイヤでさらに落ち込む。というようにどんどん深みにはまっていきました。

常に頭の中では色んな事を考えているのですが、何を考えているのか。は自分でもよく分からず、何かを考えているからといって答えらしきものに辿りつくこともありません。

イメージとしては、頭の中で支離滅裂に様々な言葉が竜巻のように渦巻いていて読み取ることもつかみ取る事もできないんだけど、ただただ竜巻で頭の中が埋め尽くされている。といった感じでした。

そんな状態なので、筋道立てて何かを考えることも出来ませんし、何かを決めるとか選ぶ、とかもとても難しくなりました。
また、言いたいことも言えないというか、そもそも何を言いたいのかもよく分かりません。

つまり、人とのコミュニケーションが難しくなり、自分の意思が分からないし伝えられなくなっていきました。

他人の負の感情を自分事に感じる

うつ病の症状の一つとして、自分と他人の境目が曖昧になるというものがあります。

どういうことかというと、例えば会社の上司が部下に注意をして怒っている場面があった時、自分には全く関係ないにも関わらず、自分が怒られているような気分になり、とてつもなく辛くなるのです。

僕の場合さらにエスカレートして、じゃれついているのが明らかなのは分かっていても、そのじゃれつき方が尻キックみたいなちょっと暴力的な表現方法だというだけで、一人で勝手に辛い気持ちになっていました。

あるいは、ヨメさんがテレビのワイドショーやニュースなどを見て何か否定的なつっこみを入れているだけでも辛い気持ちになっていました。

頭が上がらず、常に涙目で、だるい

気持ちが上向きの人は顔が前を向いていて、落ち込んでいる人は顔が下を向いている。
というのがなんとなくあるじゃないですか。

僕の場合はうつの症状が重くなっていくにつれ、どんどん顔というか頭が下向きになり、しまいには全く前を向く事が出来なくなりました。

また目頭は常に熱く涙目になり、ちょっとでも話そうとしたりするだけでポロポロと涙がにじんでいきました。
血行が悪くなっているのか、指先はボロボロになっていきました。

身体全体はだるく重いです。

身体はだるいけれどもすぐには寝られず、一旦眠りにつくと今度はなかなか起きられません。

膜がかかったようになり、本気で死ぬと思った

これもとても抽象的な表現でしか表せないのですが、その当時、何か自分と外界の間に何か薄い膜というかフィルターのようなものが挟まっていて、音も光も味も、全てなんとなくぼやけてしか感じれなくなっていました。

上記で挙げた症状で明らかに異常を感じていた自分は、当時冗談じゃなく本気で
「このままいったら死ぬ」
といった恐怖感を覚えていました。

マトモに考えられない頭で恐怖感だけは鮮明にあったので、死にたくない一心で病院へ行き、そこで「うつ病」と診断されたことで「やっぱりね」と救われた気にもなりました。

2・最悪期

02うつ病症状列記略歴表

うつ病と診断され、症状がますます重くなり仕事どころか日常生活すらもままならなかった頃、最もうつの症状が重かった頃の症状です。

精神的な症状

  • 物事を筋道立てて考えられない。
  • 選択、決断がとても難しい。出来ない。
  • 言いたい事が言えない。分からない。
  • 無気力。意欲がわかない。
  • 感情が無くなる。ゼロ。ベタ凪。

身体的な症状

  • 常に泣きそう。
  • 音がうるさい。
  • 光が眩しい。
  • 味がしない。
  • 体重が減る。
  • ずっと寝ている。
  • 身体が動かない。

一番最悪の頃は自宅で寝たきりとなり、ベッドからほとんど起き上がれないほどになっていました。

その頃は感情や思考といったものがほとんど「無」というか、死んでいる。というか、全く何かを考えるとかが出来ない状態でした。

頭の中はイメージ的には砂嵐(地デジ化する前のテレビの深夜放送終了後のノイズ的なアレ)みたいで何かあるようで何もない感じです。

音がうるさく感じるのでテレビも見れませんし、光がまぶしく感じるのでなるべく暗い寝室にいましたし、味がしないので食欲もわかず、とにかくじっと時間が過ぎるにまかせていました。

食べないから痩せたのか、身体の反応として痩せたのか、は分からないですけど、その頃いつの間にか10kg近く痩せました。

3・そううつ期

03うつ病症状列記略歴表

最悪期を抜けて、傍目にも自分的にもうつ病から回復しつつあると感じていた時期ですが、実はそううつの症状に悩まされていて、相変わらずマトモな状態ではありませんでした。

精神的な症状

  • 感情の起伏が激しい。制御不能。
  • 人の言う事にいちいち振り回される。芯がない。
  • 人の負の感情に影響を受ける。
  • 物事を筋道立てて考えられない。
  • 選択、決断がとても難しい。
  • 言いたい事が言えない。分からない。

身体的な症状

  • すぐ涙目になる。
  • 頬がヒクヒク痙攣する。
  • 寝られない、起きられない。

重く落ち込んだ状態から抜けたかと思うとアホみたいに浮かれたり異常なほどハイテンションになったり、激しく怒り狂ったり、かと思うとまたずずずーんと落ち込んだり、しかもその感情が切り替わるタイミングがなかなか読めず、急にスイッチしてしかも極端。

自分でも全く制御できていないと自覚していましたし、周りにもかなり迷惑をかけていたはずです。

また人に言うことにいちいち影響されてまったく自分の芯が無いというか、つまり自分に自信がないのでちょっとでも否定される(と感じる)とすぐにポキッと折れてしまい落ち込みました。

4・再発~収束期

04うつ病症状列記略歴表

そううつの症状がありつつも日常生活をなんとか送っていたはずが、ふとしたきっかけで再び深いうつの症状が再発した時の症状は、初めてうつ病を患った時とはまた違う様相を呈していました。

精神的な症状

  • 物事を筋道立てて考えられない。
  • 選択、決断がとても難しい。
  • 言いたい事が言えない。分からない。
  • 人の言う事にいちいち振り回される。芯がない。
  • 人の負の感情に影響を受ける。
  • 暗いネガティブな感情、思考に支配される。
  • 自殺願望。希死念慮。

身体的な症状

  • 身体が重い。
  • すぐ涙目になる。
  • 頬がヒクヒク痙攣する。
  • 寝られない、起きられない。

大ダメージを受けて再発した時にも深い落ち込みはありましたが、初回時と違ったのは物事を何となく考える余地が残されていた事です。

なので寝たきりにまでなる事はなかったのですが、代わりに初回時にはなかった「自殺願望」が湧いてきました。

つまり辛い状況を辛いと感じるばかりに
「こんなに辛いなら死んだほうがマシだ」
「消えてしまいたい」
と本気で考えてしまうのです。

結局行動に移すところまでは行きませんでしたが、ある時には自宅の台所で包丁を持って3時間以上座り込んでいたりしました。

うつ病の症状は人によって様々

一般的に言われているうつ病の症状

  • 気分が落ち込み続ける。
  • ネガティブな感情、思考に支配される。
  • 物事が考えられなくなる。

などの他にも、うつ病による症状は多岐に渡り、また人により様々な形で現れるようです。

僕の場合は(思い出せるだけでも)上記のような症状が出て、明らかに異常だと感じたので病院に行き、うつ病と診断を受けたおかげでなんとか回復への糸口をつかむことができました。

「自分はうつ病なんかじゃない」
と異常を見ないフリをして症状が悪化するだけ悪化して取返しのつかないことになる方も中にはいらっしゃるという話も聞きます。

うつ病は誰でもかかる可能性のある病気で、ほっといて治るものでもないという事だけぜひ知っていただいて、上記のような症状でなくても、異常を感じたらぜひ病院に一度行かれることをオススメします。

※この体験記は個人の記憶と主観に基づいて書かれています。
医学的な情報などはなるべく正確を期す様に心掛けておりますが、あくまで個人の体験談として読まれるようお願いします。

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