そううつ。感情がコントロールできない。暴走ジェットコースター状態

そううつ-感情乱高下

会社退職直後のうつ病症状が最悪だった時期からなんとか抜け出し、食べるためのアルバイトで一応の社会復帰を果たした僕は、表面上はみるみるうつの症状から回復して日常生活を支障なく送れるようになりました。

ところが実際は、感情のコントロールが効かず異常なほど舞い上がったり激しく落ち込んだり、急で極端な感情の変化に僕自身大変苦しみましたし、ヨメさんはじめ周囲の人達にも多大な迷惑をかけることになりました。

おそらく「そううつ」になっていたんだと思います。

一歩ずつ回復を実感していたはずが・・・

寝込んで動けなくなった「うつ」の最悪期を抜けた僕は、日々の生活の中で一歩ずつ回復している実感を得ていました。

楽しいと感じることがあった
身体が軽くなった
ご飯が美味しかった
遊びにいった

ほんのささいなところから、でもそんなちょっとしたことの一つ一つが本当に嬉しかった。

あれができた
これができた

そうした「出来ることが増えていく」という積み重ねが寛解に向かっているなによりの証拠だと感じられました。

ですが、実際はそうそうスムーズには行かないものです。

気分がアガり過ぎて調子こいて落ち込む

楽しい時、嬉しい時、気分が上向きの時
元々「調子こき」のケがある僕でしたが、その性質が強く出てしまうというか、気が大きくなるというか、ちょっと後で思い出すと恥ずかしくなるぐらいテンションが振り切ってしまい、

余計なことを口走る
状況が読めなくなる
後先考えられなくなる

冷静であれば、そんな事しないだろ。という状態にいつの間にかなってしまいます。

その瞬間はとにかく楽しくて嬉しくて「ウェーイ!」となっているんですが、楽しい時間が過ぎると

どっと疲れる
激しく嫌悪感を感じる
大反省モードに入る

アガッた分以上にどーんと落ち込むのが常でした。

表面上は普通。実は地雷原

「うつ」の症状の一つに

とにかく自分を責めてしまう。
ネガティブな解釈、思考から抜け出せない。

というのがあり、これがなかなか治らなくて、僕自身は元よりヨメさんはじめ周囲の人達に大変な思いをさせました。

それはさながら、どこに地雷が埋まっているか分からない地雷原そのものです。

平常な人ならば何でもないはずの日常の会話やしぐさ、
「何でそこ?」
みたいな意味不明のタイミングで、急にスイッチが入って、激烈に怒り出したり、ずーんと悲しくなって動けなくなったり、しかもその落ち込みの度合が深いので引きずる期間も長い。

ちょっとしたことですぐ落ち込んだり怒り出したりしてマトモでない状態が数日間続くんです。
迷惑千万甚だしいとはこの事だと今なら自分自身でも思います。

でも当時の自分は本気で怒り悲しんで「何で分かってくれないんだ?」と思っていました。

再発の落とし穴

感情の乱高下、まるで暴走するジェットコースターのように振り回されて訳がわからない。

それでも時間が経つにつれ、ネガティブな状態の時よりもポジティブな状態の方が割合が多くなり、一見「もう治ったかも?」と錯覚するぐらいに落ち込むことが少なくなっていきました。

ところが、落とし穴は油断したところにぽっかり空いています。

ある時期、立て続けに激しく落ち込む事が数度重なった僕は、かつての最悪期にかなり近いところまで再び一気に転げ落ちてしまいました。

いわゆる「再発」です。

強烈なネガティブ感情に支配されて、僕にとってはまさに生き地獄でした。

※この体験記は個人の記憶と主観に基づいて書かれています。
医学的な情報などはなるべく正確を期す様に心掛けておりますが、あくまで個人の体験談として読まれるようお願いします。

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